デ|100 000 200|3
神|300 010 00x|4

勝:藤浪3勝0敗0S
S:マテオ0勝0敗3S
敗:久保康0勝3敗0S
ディ:久保康-ペトリック-藤岡-須田
神:藤浪-高宮-安藤-高橋-福原-マテオ



虎先発藤浪はバースデー登板を勝利で飾り、虎の連敗を止めたが、本日の主賓に笑顔は無かった。


初回に二死を取った後で3連打を浴びて、1点を先制された。


虎も、その直後に二死から江越、福留が連続四球で出塁後、打席を迎えたゴメスが左中間突破となる2点タイムリー二塁打で逆転に成功。



続く、西岡もセンターへの痛烈な打球をファインプレーで阻まれたかに見えたが、ダイブしたセンターのグラブからボールが溢れて、タイムリーヒットとなった。



味方打線からの嬉しいバースデープレゼントに2回以降は、0を並べた。



5回裏、先頭打者として迎えた打席で藤浪はライトへプロ初となる三塁打を放った。







続く、高山のレフトへの犠飛でホームに生還した。
この1点が、結果的に大きくモノを言う事となった。


7回表、先頭打者ロペスがショート鳥谷の後逸で出塁すると、そこから横浜打線に一死満塁のピンチを作られた。

迎えた下園に2点タイムリーを打たれ、1点差まで詰め寄られたところで降板した。

「先発としての役目を果たせなかった。いいピッチングとは言い難い」
「情けないのひと言です。7回から8回は投げないといけない試合だった」
「バースデー勝利?どうでもいいです」
By 藤浪晋太郎


その後、逃げ切った虎だが、お立ち台に本日の主賓の姿は無かった。



「日曜日は腰に痛みあったんですけども、ほんとにトレーナー陣の方がしっかりと、治療してくれたおかげで、こういう形で戻ってこられましたので、これからも一生懸命、チームのために頑張っていきたいと思います」by ゴメス

「藤浪が頑張っていて、藤浪の勝利が、あったので、藤浪の勝利を消さないように、投げました。明日も、あさっても、しあさっても、勝てるように頑張って投げていきます。応援よろしくお願いします」by 安藤



「彼は納得いっていないと思うけど、彼が勝ったことは間違いないんだから。素直に喜んでほしい」
「彼の能力はこんなものじゃない。必ず(もっと調子が)上がってくる」
by 金本監督


バースデー勝利にも浮かれず、自身の投球を見つめ直して反省の弁を口にするあたりは、とても22歳とは思えなかった。

これからも、超変革・虎投手陣を引っ張ってくれるだろう。