リオ五輪アジア最終予選第2戦、なでしこは韓国との試合を1-1痛恨のドローで終えた。



昨年カナダW杯、並びに前回ロンドン五輪ファイナリストであるなでしこジャパンが窮地に追い込まれた。

後半39分、なでしこは遠かった先制ゴールをこじ開けた。
川澄のクロスを岩渕がヘッドで決めた。




先制点から3分後に同点に追いつかれた。

右サイドからのクロスをキャッチに行ったGK福元がDF熊谷と交錯してボールを溢して、そこからゴールを決められた。

後半24分にはPKをストップした守護神の痛恨のファンブルだった。


これで本当に後がなくなった。

残り3試合、全勝が最低条件。

でも、その道程も険しく、容易ではない。

先ずは、中国戦を取るところから奇跡の序曲と行きたい。

中国戦を無事に越えれば、ベトナム戦は問題無いだろう。

最後の北朝鮮戦が最も厄介だが、今は、まずそこまで無事に来てもらいたい。

自力突破は消えたが、まだ諦めるのは早い。

中国に勝てば、並行して行われる韓国vsオーストラリア次第で自力突破も復活するのだから...。



澤が引退して一つの時代が終わったが、また、新たななでしこを築いてもらいたい。



なでしこ人気を終わらせないためにも、ここで散る訳には行かない。