7度目のフルマラソン出走となったかすみがうらマラソンは、オフィシャルタイム4時間19分34秒、プライベートタイム4時間08分18秒でベストタイムを3分更新した。

かすみがうらマラソン今大会の始動は昨年よりも2ヶ月遅れ、なおかつ前走から間隔も1年空いているので、前走ほど走れるとは思っていなかった。

しかし、今大会は楽しんで走る事を目的として忍者着で出走したが、これが例年以上に多くの人々から応援してもらう事になって、それが大きな力となった。



先ず、スタート地点を通過する時に壇上でランナーを見送っていた物まねアスリート芸人のM高史さんから「にんじゃ~」という声援を頂き、手を振ってくださった。

スタート直後から芸人から直接元気をもらい、気分良くレースに入れたのが良かった。

「ありがとう」M高史さん。




その後、レース中、何度沿道で観戦していた方々から「忍者頑張れ~」とか「頑張れ忍者!」と応援の言葉を頂いたか分からない。

中には、同じランナーでも、数㎞地点でまだ余裕があるのか「おっ、忍者だ!頑張れ!」と言ってくださる方もいて、これまでに参加した大会にはなかった、良い雰囲気の中で走れた。


15㎞地点でのスプリットタイムが1時間40分。

スタートブロックからスタート地点まで達する時間とスタート直後も暫くは渋滞で前に進まないので、タイムが遅くなるのは仕方ないが、それでもペースは悪い。

ペースを心持ち挙げて走っていると、22㎞地点前で4時間半のペースアドバイザーのランナーと、それに続く集団ランナーを追い越した。

27㎞を越えた辺りのドリンクステーションでピットインしていると、4時間半ペースアドバイザーランナー軍団が追い付いてきたが、再び引き離すと、それ以降は、お目にかからなかった。

ペースアドバイザーが正確なペースを刻んでいれば、4時間半は切れるかな...、という感じで走っていた。

途中でパラパラと降ってきた雨が心地良かった。

39㎞地点で手持ちのタイムを見ると4時間03分。

サブフォーはならなかったが、頑張れば自己ベストは更新出来るペースだった。

でも、足は大分へばっていて、感覚的には微妙だったが、残り3㎞ちょっとでスパートをかけた。

「何とか、最後まで脚が持ってくれ」という想いで走った。

脚は辛かったが、そこで助けになったのは「忍者頑張って~」という沿道からの声援だった。

途中で一緒になったかすみがうらウォーキングに参加していた方からも背後から「忍者頑張れ」という声援を頂いた。

残り少ないスタミナを振り絞って前のランナーを次々と交わしていく忍者スパート。

「忍者、あと少しだよ。」「にんにん、頑張って」という声援が忍者スパートを更に加速させた。

ゴールに近づけば近づくほど、声援も大きくなっていった。

フルマラソン42.195㎞を走り抜いたランナーを沿道の方々は温かく迎えてくれる。

マラソンというスポーツは絆を生むとも言われている。

毎年、かすみがうらマラソンを見守ってくれる土浦周辺の住民の方々の温かさには感謝している。

でも、今大会は、自己ベストを更新できたのは本当に忍者を応援してくれた全ての方々のおかげ。

本当に、ありがとうございました。

また、来年参加出来る事を楽しみにしています。