セリエA2位争い、並びに欧州カップ戦争いに絡む6試合が日曜日のナイター開催で行われた。

首位ユベントスが独走してしまっているが、セリエAは、それだけ欧州カップ戦争いに関心が集まっているという事である。

まず、好調ラツィオはオリンピコでヴェローナを迎えて、前半に挙げたフェリペ・アンデルソンとカンドレーバのゴールで2-0で勝利。




2位ローマは残留争いに絡むチェゼーナのホームで1-0で勝利。



トッティ不在でキャプテンマークを巻いたデ・ロッシのゴールで6試合ぶりに歓喜を味わった。

後半戦に入ってから好調のチェゼーナに勝ったのは立派。

しかし、次節4ヶ月未勝利のオリンピコで強豪ナポリを迎え撃つ一戦は、イタリア中が目を向けるだろう。

この一戦が真価を問われる戦いとなる。


4位ナポリは、ホームでアタランタに1-1ドローで、順位も5位に後退した。



退場者が出て10人となったアタランタに後半27分、疑惑の判定で先制されたが、後半44分に土壇場で追いついた。

4試合勝利が無いナポリだが、この試合は勝ち点を落としたと考えるよりも、勝ち点1を手にしたと考えた方が良いだろう。

次節、重要なオリンピコが終わった後はホームで、これまた重要なフィオレンティーナ戦を迎える。


サンプドリアは、ホームでインテルを1-0で破り、4位に浮上した。



CLも見えてきた?
申し訳ないけど、それは無いと思う。

南部の強豪には力で劣り、順位で出し抜くのは無理だろう。

ライバル・ジェノアを順位で上回り、ヨーロッパリーグに出られれば、それだけで十分。


フィオレンティーナはアウェーでウディネーゼに2-2で引き分けた。

ヨーロッパリーグ出場に僅かな望みを託すトリノは、パルマに2-0で勝利。


順位は...。

2 ローマ 53
3 ラツィオ 52
4 サンプドリア 48
5 ナポリ 47
6 フィオレンティーナ 46
7 トリノ 39


次節は、ローマvsナポリの他に、フィオレンティーナvsサンプドリアも熱い。

ラツィオは、サルディニア島でカリアリと対戦する。
他が直接対決で星を潰し合っている間に勝ち点3を確保してもらいたい。

好調ラツィオ戦を2試合連続で放送してくれないのが非常に心苦しい。

今季は、例年以上にスカパーでラツィオ戦の放送をしてくれるようになった事はありがたく思うが、まだ重要なフィオレンティーナとの直接対決を放送してくれなかったり、微妙に差別を感じるところはある。

ここでラツィアーレからの意見。

負傷して長友が出ないと分かっているインテル戦の放送は要らないでしょう!

本田がスタメン予想ではないミラン戦の放送も要らないと思う。

ミラノ勢の2チームよりも良いサッカーをしてるチームの試合を放送しないのは、絶対におかしい!



今季、ゲームオーバーの、増してや日本人不在のミラノ勢の試合なんて放送する意味がないんじゃないかな?