虎打線が初回から火を噴いた。
打者14人8安打9得点の猛攻は30分間に及んだ。



ソフトバンクは2回裏から早くも継投が始まった。

今季は昨年と違って敗戦処理的な役回りの千賀が出てくる可能性が高まった事を意味する。
中3日空けているだけに、虎が逆転されない限り、ほぼ間違いないだろうと思った。

今季未勝利の虎先発榎田は初回に大量援護をもらったが、3試合連続二桁得点のソフトバンク打線を抑える事が出来なかった。
3回途中6失点KO。
楽勝ムードの試合を面白くさせた。

8点リードが最大で3点差まで詰め寄られたが、虎も直ぐにリードを広げて相手に流れを渡さなかった。

そして、5回裏11-8虎3点リードの場面で千賀が3番手としてマウンドに上がった。

上本を打ち取った後で大和にレフト前ヒットを打たれるが、盗塁失敗で二死を取った。

その後、鳥谷ライト前ヒット、ゴメス四球、マートンライト前タイムリー、虎のクリーンナップトリオの前に失点を喫した。

2回3安打1失点。
プロ入り後、二度目の甲子園マウンドは、ややほろ苦いものだった。



初回の9点にモノを言わせて11カードぶりにカード初戦を取った。



交流戦に入って初めて同一カード勝ち越しを決めるチャンスを手にしたが、ソフトバンク打線の破壊力を見せつけられた試合でもあった。

明日は、メッセvsスタン。
東京へ帰らずに、明日も観たいくらいである。

連続二桁得点は止まったが、最近5試合で55点を叩き出しているソフトバンク打線と甲子園では抜群の安定感を誇るメッセンジャーの対決は見もの。

それから、虎打線vsスタンも楽しみ。