カルチョメルカート最終日にラツィオの攻撃の核の一人であるブラジル代表エルナネスのインテル移籍が決まった。



ラツィオとインテルの間でエルナネス獲得交渉が行われているというニュースが流れた時からラツィアーレはラツィオのオフィス前でロティート会長に抗議し、練習場でもサポーターがエルナネスに残留を懇願していた事もあった。

ラツィオへの愛着心もあるエルナネスは、そういったラツィアーレの引き留めに涙したともいう。

ロティート会長も出来る事ならエルナネスを引き留めたい考えだったらしい。

しかし、最終的にはエルナネスが自らのサッカー人生を考えて移籍を決断した。

ラツィアーレには残念な知らせだが、メルカートの世界だけに仕方が無い。

エルナネスは、素晴らしいセレソンのジョカトーレである。
移籍金は公表されてないが、2000万ユーロ(27億5000千万円)とも言われている。

不景気なセリエAの冬のメルカートで、それだけの金額が動いたのであれば、本当に凄い。

来週はローマダービーだけに、出来る事なら、もう少しだけ居てほしかった。


エルナネスと共にラツィオの攻撃の核を担っていたクローゼは残留となった。

アーセナル移籍を希望していたとされるクローゼだが、クラブ間の交渉がまとまらなかったという。



いづれにしても、今季終了後には契約が切れると言うが、冬のメルカートで流出しなくて良かった。

コパ・イタリアは敗退したが。ヨーロッパリーグは残っているので戦力ダウンはなるべく抑えたい。

ラツィオは冬のメルカートでチェルシーからカクタとバレンシアからポスティガを獲得している。






そして、クローゼの控えだったフロッカリがサッスオロへ完全移籍となった。




冬のメルカートでは、以上のような動きがあった。

獲得した選手は未知だが、放出したのが看板選手だけに現時点では戦力ダウンと言わざるを得ない。

年末にペトコビッチ監督が解任されてレヤ監督が出戻りで就任してからは、コパ・イタリア準々決勝でナポリに負けた以外は無敗で来ている。

選手は入れ替わったが、上向きの流れを維持して残りのシ-ズン、少しでも上を目指してもらいたい。

責めてものヨーロッパリーグ圏内には食い込んでもらいたい。