【NEW】 横断歩道の運転方法イラスト | とまるん@信号のない横断歩道(交通安全)のブログ

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忘れていませんか? 横断歩道の歩行者優先  /
知っていますか? 横断歩道の交通ルール(道路交通法第38条) /

横断歩道を歩行者が安全に安心して渡れる社会になることを願って  

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こんにちは/こんばんは。

守ります。横断歩道の歩行者優先。
とまるん です。


さて、ツイッターの固定ツイートにも使っていた横断歩道の交通ルールについてのイラストに一部正確ではないところがあることに気づき、その訂正版を作りました。



これまでのバージョンはこちら。

 

2019年3月21日からの新しいバージョンがこちら。


違いが分かるでしょうか?

 



違いは、5段のイラストの上から2段目にある文章。
従来は「横断中/横断しようとする歩行者がいるか分からない場合」と書いてあったところ、
新しいバージョンでは「横断しようとする歩行者がいるか分からない場合」となりました。(「横断中/」を削除)


実は、横断歩道の交通ルールである、道路交通法第38条をよく見ると、横断歩道等に接近する車両等の義務(道路交通法第38条第1項前段)については、「横断し」という文言がなく、車両等が横断歩道等の直前に到達したときの規定(後段)では、「横断し、又は横断しようとする」という表現になっています。

これらの理由について、執務資料 道路交通法解説(15-2訂版)には次のように書かれています。


イ 「横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるとき」とは

 横断歩道等に接近する車両等の義務(前段)については、「横断し」という文言がないが、これは接近しようとする車両等の進路前方をすでに横断している歩行者等については、車両等が接近する過程で進路前方を左右に横断してしまうことが明らかであるので「横断し」という文言を規定しなかったものと考えられる。
 後段の規定は、車両等が、横断歩道等の直前に到達したときのことを規定したもので、車両等の進路前方を横断している歩行者等であっても現実に危険な状態がありうるので「横断し、又は横断しようとする」と規定したと考えられる。




というわけで、今日から新しいイラストを使って行きます。



横断歩道の交通ルール、イラストで見れば明らか、
これを守って運転すれば、急ブレーキなんて不要です。

路面の◇マークや標識で信号のない横断歩道の存在に気づき、
横断しようとする歩行者がいないことが明らかでなければ、
横断歩道直前で停止できる速度で進行する。

そうすれば、歩行者がいたときにスムーズに安全に止まれます。

知れば止まれる横断歩道。止まれば渡れる人がいる。 
信号のない横断歩道。(信号機のない横断歩道)