先週土曜日は大阪市の遺品整理のお仕事でした。
ご依頼下さったのは5年ぐらい前に知り合った女性です。
ずっと会ってはいませんでしたが
私のFacebookを読んで下さっていました。
(私はこのアメブロ以外にFacebookにも頻繁に投稿しています)
今回この女性(40才代)は勇気を出して申しこまれました
「一人で遺品整理やっても進まないです」
「気持ち的にもしんどいです」
一人でコツコツやる遺品整理、大変です!
やってもやっても終わりが見えない~
気力も体力も遣ってヘトヘトに…
今回の作業は、
「残すモノと処分するモノを仕分けする」
「大切なモノを捜索する」これが目的
一人でやると、どこからスタートすればいいのか分からない場合が多いです。
しかしプロは違います。
効率よく短時間で出来る様にお客様にも合わせながら決めていきます。
どんどん、部屋のモノが仕分けされます。
要不用をきっちりと分けていきました。
→後日トラック搬出が楽になります
重要な書類関係はお客様に仕分けをしていただきました。
楽な姿勢で向き合っていただきました。
すると私がキッチンですごいモノを発見したのです
キッチンにあるモノは「ほとんど処分してください」でした。
思い出のモノも少ないですので
普通の遺品整理業者さんだったらあまり中身を詳しく確認せずに
一気に処分する場合が多いです・・・
私は一度モノを動かします
どこから何が出てくるか分からないから!
米びつも捨てて下さいと仰いました。
そこで私は米びつを取り出して「捨てるゾーン」の置き場に移動させました。
米びつには「処分シール」を貼りました。
米びつの下にあまり見慣れない感じの木製の台がありました。
手作りっぽい?
その台を持ち上げると底から四角い缶が…
缶には何かが入っています、むむむ?
蓋を開けてビックリ👀
帯封のついた100万円札でした~
お客様も私もビックリ仰天です
「母はヘソクリ癖があったんです」
「まさか、こんな場所に隠してたなんて」
「見つけてくれてありがとうございます」
どうやらお母様は、米櫃の下にヘソクリを隠すために
缶がピッタリ入る台を手作りされたようでした。
それを、発見してからはより慎重に捜索しながらの整理を進めました。
そして、約6時間で全ての整理作業と捜索作業が終わりました
お客様はホッとした表情でした
「もっと早くに宝生さんに頼めば良かった」
「宝生さんに来てもらって、色々な事が一気に解決に向かっていくような気がします」
そのような嬉しいお言葉を頂戴しました
後日、トラック2台とスタッフの手配をしましたので
その日にはご実家は空っぽになります。
私も嬉しい遺品整理のサポートでした
お客様はここまでよく一人で色々なこと
頑張ってこられたなぁと感心しました
リビングには亡くなられたお父様とお母様の写真が飾られていました。
作業前に、手を合わせてご挨拶をさせていただきました。
「今から娘さんと遺品整理をさせていただきます」
「生前は色々とご苦労様でした」
「どうぞ、温かくお見守りください」
お父様が昔飼っていらしたネコの写真が入った写真立てが出てきました。
お父様の写真の前に並べさせていただきました
天国のご両親様も「ご苦労様、ありがとうね」と
きっと喜んでいらっしゃると思います
この日は朝早くから家を出て帰宅は夜の8時。
夜は、明石海峡大橋が見える素敵なお店に子ども達と食べにいきました🍺
心地よい疲れを感じながら、美味しくお食事を食べました~
2月にはこのお客様のご実家の遺品整理は終了致します。
作業後には何度も長いお礼のメッセージが
お客様から届きました。
肩の荷が下りて楽になられたようで良かったです
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