時々実家に立ち寄り母の遺品整理をしています。
昨日は仕事帰りに寄りました。
押入れに収納してあった暖簾が沢山出てきました。
1枚ずつ広げると母との思い出が蘇ります。
母は晩年は体のこともあり外に出歩くことは減っていました。
家の中で過ごすことがほとんでした。
そんな母でしたが季節に応じて小まめに暖簾を変えていました。
ちょうど変更したばかりの時に私が会いに言ったら
嬉しそうに報告をしてくれました。
多美~、暖簾を変えたのよ。夏らしくていいでしょう?
新しく買ったの、これ。可愛いでしょう?
そんな母の声が聞えてきます。
交換する時には洗濯もしてしまっていました。
広い外の世界は楽しめなかった母でしたが
家の中で小さな楽しみを見つけていたんだな~
毎日の暮らしの中の小さな楽しみ
そう思いました。そうだったよね?お母さん。
数枚貰って帰りました。
我が家の暖簾はと言うと・・・
グリーン一色で模様もなし
なぜそうしたかと言うと一年中でもおかしくないから。
つまり交換の手間がいらないから
面倒くさがり屋の一面がばれますね
でもこれからは季節に応じて交換して
その度に母を思い出したいです
うぐいす色の春の暖簾
梅の花が咲いているからこれは3月頃からかな?
緑色の暖簾。
初夏のイメージかな?
秋には確かこの茶色の暖簾だったね
藍色のこれも素敵です。
そして母がお気に入りだったのはこれ!
涼しそうな色と「のんびりゆったり」の言葉がいいって。
ちょうど今からの季節だね、お母さん。
母のように小まめに交換できるか自信はないですが
間違っても冬になってもこのフクロウさんを
飾ることはないようにしたいです
実家の庭に咲いた花。
一斉に今の時期に咲くのを喜んでいました。
さてさて、のんびりゆったりとした気持ちで
この週末は過ごしたいと思います
皆さまもどうぞ素敵な週末をお過ごし下さいませ。
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