吉原のソープ嬢に恋をした男の思い -3ページ目

吉原のソープ嬢に恋をした男の思い

聖地吉原。
とあるソープで出会った女の子のことを好きになってしまった。
彼女に対する想い、自分勝手な様々な思いをつづる。

メールを送信することに躊躇していた私。


どうしょうもない。

メールがだめなら彼女の写メ日記でも見ているしかない。


ナツミに会ってからというもの、写メ日記を見る時のドキドキ感が一変した。

好きな人の携帯をのぞき見するような感覚。

自分の彼女でもないのだから、何を書こうが関係ないのだが、そこはやはり、なんというか、身勝手な独占欲があるのだろう。



今までのナツミの写メ日記を振り返って見てみる。

昨日までなら、どんな記事を見ても特に思うところもなかったのだが、今は違う。


内容的には、ほかのお客のお土産を紹介したり、お礼を伝えていたり、どんなプレーをしたか想像させるようなコメントもあったりで、見るとなぜか泣きそうになる。


ヤキモチである。

ジェラシー、jealousy。




でも、こんなことはヤキモチでは済まされない。

この写メ日記を否定したら彼女の仕事の邪魔をしていることになる。

そんなつもりもないのだが、これって怖い。

これが積もりつのるとパラノイド型のストーカーになるのかもしれない。



リフレッシュが必要。
てんぷら屋を出て、カフェに行った。

ビールを飲んで時間を過ごす。


こりずにまたナツミの写メ日記を見てみる。


新しい記事が更新されていて、そこには私のお土産の事が書かれていた。


お土産ありがとう、と。


一気に体が熱くなった。


写メ日記は、別の記事も更新されており、それは私にはまったく関係のない記事だった。


とにかく、ナツミは私の事を書いてくれた。




書いてくれたおかげで、それが羞恥心にかけた行動だったと気づくとこができた。

チョコのお土産は、写メ日記に書いて欲しいから持って行ったのだろうか?

話題作りのために買って行ったのだろうか?

チョコで女の子を釣ろうとした?

たった1000円程度のチョコで。

物で人の気持ちをつかもうとしたのか。



チョコあげるから俺のこと好きになって。
と言っているのと同じではないか。


そんな下心で購入した訳ではないが、結局同じことであった。


家族や友人に買って帰るお土産。

俺がナツミに買って行ったお土産。

どちらも、その人のことを思って買うプレゼントに変わりはないのだが、ナツミに対してのは少なからず下心が加わっている。


今、ナツミと私の関係はあかの他人。


物やお金を払わないとつながることができない関係であると自分で伝えたようなものだ。


客が持ってきたお土産だ。

押し売りの愛情を無理矢理受け取らせてしまったのだ。


自分のしていることを考えなくてはならない。