夏休みに事故になったから、運動会にはまだ入院中だった。
私は諦めていたけど、お母ちゃんは無理を言って半日だけだったけど来てくれた。
すごく嬉しかったのを覚えている。
夜には帰っちゃったけど、それだけでも嬉しかった。
3ヵ月位たち、退院になった。
まだ、装具が着けてあり、松葉杖で歩いていたけど、ホッとした。
車庫の二階に間借りをして居たんだけど、そっちでストーブでラーメンを作って食べて、物置でお母ちゃんと2人で寝るのが、うれしくて仕方がなかった。
やっと、自分のちゃんとした場所が戻った感じだった。
それからお母ちゃんは仕事を頑張って、私が3年生の時に、何とかしておじいちゃんちの土地を安く譲ってもらい家を建てた。
しばらくは、おじいちゃんが心配して毎日泊まりに来てくれた。
この頃が、一番幸せで子供らしい気持ちで居られたんだと思う。
私の子供の頃の地獄はこれからだった。