CNNより
http://www.cnn.co.jp/usa/30006445.html
(引用開始)
ワシントン(CNN) 国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン容疑者の殺害から1年が経過する米時間5月2日を控え、米国土安全保障省の報道官は4月30日、具体的なテロ計画を示す信ぴょう性のある情報はないとする声明を発表した。米ABCテレビはこの日、アルカイダが米国行きの航空機の爆破を企てている恐れがあると伝えていた。
ABCは、ビンラディン容疑者殺害の1年後に合わせて、体内に爆弾を仕込んだ自爆犯によるテロが発生する可能性を指摘。世界各地で空港の警備が強化され、米国から航空警察官が派遣されていると報じた。
同報道官は「安全保障上の脅威は増大している」としたうえで、「アルカイダやその関連組織は欧米を攻撃する継続的な意思を示しているが、現時点で具体的なテロの情報はない」と改めて強調。ただし特定の報道に関するコメントは避けた。
(引用終わり)
またか…、ですね。
オサマ・ビンラディン殺害に関しては数々の疑問があり、昨年5月に二回、書きました。
オサマ・ビンラディン殺害に関する数々の疑問 (2011/5/3)
オサマ・ビンラディン殺害への疑問(続)(2011/5/12)
今自分で読み返しても、スリリングですね~。
そして、こちらの記事でも同じことを書いていますが、イスラム原理主義を掲げるアルカイダがなぜイスラム教徒にとってごく日常的な習慣にすら反する行動をする(と、いつもいつも米国は考える)のか、はなはだ疑問です。
私はイスラム教徒のアラブ人と仕事をしていますが、彼ら国際的企業で働くエンジニアたちですら、その生活は、西洋や日本で使っているふつうの太陽暦ではなく、イスラム教独自の暦(ヒジュラ暦)にしたがっています。例えば、ラマダン月には断食をします。そんなことは誰でも知っていることです。
それなのに米国は、極端にイスラム教の教えに従うことを主張しているアルカイダが、なぜ西洋の暦に合わせて1年でテロを行うかもしれないと考えるのでしょうか?
ヒジュラ暦では1年は354日なので、オサマ・ビン・ラディンが殺害されてから、もう既に1年を過ぎていますよ!おいおい。
どうもアルカイダはヒジュラ暦を使わないというのが定説になっているようです。そんなイスラム原理主義ってあり得るの?と思いますが。
そもそもアルカイダというイスラム原理主義に基づいた強固なテロ組織が本当にあり、それが、9.11で旅客機を2機も乗っ取ってニューヨークの高層ビルに激突させるほどの計画性と実行力を持つ組織なら、そして、その最高指導者が、一般人を巻き込んで殺しても余りあるほど憎い米国の政府によって殺害されたのなら、それこそ報復テロを仕掛けない方がおかしいはずですが、意外にも(笑)おとなしいですよね。ヒジュラ暦で1年たっても、米国に対する抗議声明すらなーんにもなかったし。
こんなところから、ますますアルカイダは米国が作ったものだとの説に傾いてしまいます。
そういえば、数日前に、オサマ・ビン・ラディンの妻子がパキスタンから追放されたとのニュースもありました。
http://www.usfl.com/Daily/News/12/04/0426_026.asp?id=95293
(引用開始)
パキスタンで監視下に置かれていた、国際テロ組織アルカイダの指導者だったオサマ・ビンラディン容疑者の妻3人や子供が27日、サウジアラビアへの強制送還のため、パキスタンを出国した。AP通信などが報じた。
ビンラディン容疑者は昨年5月に米軍に殺害された。妻らはパキスタンの裁判所から不法入国などの罪で禁錮刑を言い渡されていたが、既に刑期を終えパキスタン当局の監視下に置かれていた。
妻のうち2人はサウジアラビア出身で、もう1人はイエメン出身。(共同)
(引用終わり)
ビン・ラディンは数年前に既に死んでいたとすると、この人たちは何者なのでしょうか。
また、今、オバマとロムニーがビン・ラディン殺害について舌戦とか報道されていますが、これらもみんな茶番なのでしょうか、ね。
さらにこのところ、ニューヨークのグラウンドゼロに建設中の「1ワールドトレードセンター」の話題もニュースで見ますが、これについては、またいずれ近いうちに書きたいと思います。
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