今回は、せっかくなので、その他に観た映画10本について、簡単に書きます。
ところで、今回はカタール航空とANA。エコノミークラスでも、この頃はオンディマンドで映画を観られるのが当たり前になってきていますね。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 ★★★★★
いわずと知れたトム・クルーズ主演のアクション映画シリーズ最新作(2011年)
期待を裏切らず、とても楽しめました。そして、もう内容を忘れましたー!核兵器関係でした。(笑)
それがこのような映画のよさでしょう(←ホントか?)
『リアル・スティール』 ★★★☆☆
2011年のアメリカSF映画。ドリーム・ワークス/ディズニー配給。(実写+CG)
男と、亡くなったその妻が育てていた息子とが、ロボット格闘技に取り組む。
おばかな男と賢い息子の組み合わせは、ご都合主義も目立って、ちょっと苛立つとことも。
当たり前に使われているCG技術が自然で、実はスゴイかも。
『アビス』 ★★★★★
1989年、海底を舞台にしたアメリカのSF映画。ジェームス・キャメロン監督。
気になっていたけど未見だったので鑑賞。
文字通り(?)息をもつかせぬ展開・ヒューマンなドラマもしっかりしていて、素晴らしかったです。
『インビクタス/負けざる者たち』 ★★★★☆
2009年、アメリカ映画。クリント・イーストウッド監督。モーガン・フリーマン、マット・デイモン。
1994年、南アフリカでは、それまでのアパルトヘイト政策を転換し、27年も投獄されていた黒人のネルソン・マンデラが大統領に就任。「白人スポーツ」であったラグビーの代表チームを、白人と黒人の和解と団結の象徴になると考えてチーム名とユニフォームの存続させ、次第に国民の人気を得る。そして自国開催のワールドカップで初優勝。
(事実として見ますが)マンデラ大統領の人間の大きさが光る。
つい感動してしまったが、スポーツをこのように国威発揚に使うのは実は危険だということにも注意が必要だなぁ。
『硫黄島からの手紙』 ★★★★☆
2006年アメリカ映画。クリント・イーストウッド監督。渡辺謙主演。二宮和也、伊原剛志。
未見だったので鑑賞。評判通り、いい映画でしたね。これをアメリカ人が撮ったのだから、素晴らしい。
渡辺謙はさすがの安定感。とにかく、戦争はダメだと改めて強く思う次第。
アメリカでの評判も高く、第79回アカデミー賞の作品賞・監督賞・脚本賞・音響編集賞にノミネート。全編日本語の映画が外国語映画賞ではなく作品賞にノミネートされるのは初めてのことだったと。
『探偵はBARにいる』 ★★★★☆
2011年、日本映画。大泉洋主演。松田龍平、小雪、西田敏行、吉高由里子
札幌市にあるバーを拠点とする私立探偵(大泉)とその助手(松田)が、謎の女性の依頼に基づき、会社社長(西田)殺人事件とその若くて美貌の未亡人(小雪)の真相を解明する。
大泉洋が『しあわせのパン』とは違った演技。もうひとひねり欲しい感もあるものの、十分に楽しめました。
『素敵な金縛り』 ★★☆☆☆
2011年、武者幽霊と三流弁護士による法廷コメディ。三谷幸喜監督、深津絵里・西田敏行。
三谷作品は基本的に好きなのですが、これはあまり楽しめませんでした(かなり眠かったせい?)。途中から居眠り…。でも、私の評価が低いのは、単に眠かったためかもしれませんー。
『ロボジー』 ★★★☆☆
2012年、日本映画。五十嵐信次郎(ミッキー・カーチス)、吉高由里子。
電器メーカーの技術者が老人にロボットを演じさせてしまうという痛快ドタバタ・コメディ。
そこそこ楽しめました。しかし、ちょっと勢いというか盛り上がりに欠けたし、今ひとつ何かが足りなかったなぁ…。
『聯合艦隊司令長官 山本五十六 -太平洋戦争70年目の真実』 ★★★☆☆
2011年末に公開の日本映画。役所広司主演。
開戦に反対だったのに、真珠湾攻撃をはじめ戦争を指揮することになった山本五十六を、役所広司が好演。
常に論理的で冷静なこの映画での山本像は魅力的でしたが、史実はどうなのか批判もあるようです。
(しかし、ハワイに行ったのに真珠湾に行かなかった私が偉そうに何か言うのもはばかられますが…。)
『さくら、さくら ーサムライ化学者・高峰譲吉の生涯ー』 ★★★☆☆
2010年、日本映画。加藤雅也主演。化学関係者としては観ておかなければならないかな、と鑑賞。
「タカジアスターゼ」を発見したことくらいをぼんやりとしか知りませんでしたが、ウィスキーの醸造やアドレナリンの抽出など優れた研究をした人であると同時に、1854年生まれという時代に米国人の奥さんと結婚、米国でビジネスを行うなどスゴイ人だったのですね。タイトルは、有名なワシントンのポトマック川河畔の桜並木の贈与に高峰が尽力したことにちなみます。
出身である北陸の宣伝色がちょっと強く、また伝記風でテレビドラマくらいでよかった感じですが。
こんなところです。
最新作からちょっと古いのまで、色々な映画を愉しむことが出来ました。
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