世界と日本のベストセラー クイズ 第二弾! | ナンでもカンでも好奇心!(tomamのブログ)

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硬軟取り混ぜた種々雑多なネタについて書いてみようかと思います。
全くまとまりがないと思うけど、それが自分らしさということで。。。

と昨日に引き続いて、ベストセラークイズ第二弾です。
さっそくどうぞ。

元ネタは、主として 2011年12月15日現在のWikipediaの
ベストセラーベストセラー本の一覧ベストセラー作家の一覧です。


【問題】

(1) 原作がドイツ語の本の中で発行数第一位(5000万部)のアニメ原作でもある児童文学とその作者は? ★★

(2) 原作がポルトガル語の本の中で発行数第一位(5000万部)の小説とその作者は? ★★★★

(3) 原作がスペイン語の本の中で発行数第一位(3600万部)のコロンビアのノーベル文学賞作者による長編小説は? ★★★★★

(4) 原作がオランダ語の本の中で発行数第一位(3100万部)の日記文学とその作者は? ★

(5) 原作がノルウェイ語の本の中で発行数第一位(2300万部)の哲学的ファンタジーとその作者は? ★★★

(6) 原作が朝鮮語のシリーズ本の中で発行数第一位(3700万部)は、どんなジャンルの本? ★★★★★

(7) 累計4億部発行、映画にもなったアメリカン・コミック史上第一位のベストセラーは? ★★

(8) 累計3億5000万部発行の、原作がフランス語の漫画は? ★★

(9) 世界での売り上げが3億5000万部で、日本の漫画の中で第一位の漫画とその作者は? ★★

(10) 国内の売り上げが2億5000万部で、日本の漫画の中で第一位の漫画とその作者は? ★

(11) 手塚治虫の漫画作品の中で、世界で1億7600万部発行で第一位の作品は? ★★

(12) 絵本の中で世界で2200万部で第一位、日本で290万部発行(第三位)の幼児向け絵本は? ★★

(13) 国内の売り上げ405万部で第一位の絵本とその作者は? ★★★★

(14) 定期的に改訂されるベストセラー本で、累計4億冊発行で世界第一位の本は? ★★★★★

(15) 全作品の発行部数が20~40億冊で世界第一位とされる、イギリスの戯曲・詩の作者は? ★



いかがでしょうか。

ちょっとマイナーな問題も混ざっていますが。

では、以下、解答です。



【解答】
(1) 「ハイジの修業時代と遍歴時代」 ヨハンナ・シュピリ
 アニメ「アルプスの少女ハイジ」の原作ですね。
 原作は「信仰の大切さ」が最大のテーマとなっているが、アニメでは宗教色を極力排除してあるそうです。一方、アニメのハイジは東洋人にしか見えないのに、ヨーロッパで人気のこのアニメが日本製と知らない人も多いそうです。

(2) 「アルケミスト - 夢を旅した少年」 パウロ・コエーリョ
 羊飼いの少年が、旅の途中で出会った錬金術師と一緒にピラミッドにあるという宝物を探しに行く小説。
 世界的ベストセラーということで私は数年前に読みました。何だか不思議と心に残る本でした。

(3) 「百年の孤独」 ガブリエル・ガルシア=マルケス
 生と死、希望と絶望などを織り交ぜながら、ブエンディア家の孤独の運命について描いている、ラテンアメリカ文学ブームを巻き起こした、そうです。
 私は全く知りませんでした。

(4) 「アンネの日記」 アンネ・フランク
 これは多くの人が正解だったのでは?
 私は、アムステルダムのアンネの隠れ家を訪問したことがあります!

(5) 「ソフィーの世界」 ヨースタイン・ゴルデル
 ミステリー要素を多分に含むファンタジー小説の体裁を取っているが、 大変優れた哲学史の入門書と評価されています。
 日本語版も1995年に発売され、私も買いました。(が、読んでいません。あれ?)

(6) 数学の参考書 「数学の定石」 (洪性大)です。
 驚きですね。第一位が数学の参考書で、3700万部売れているとは。
 たくさんの参考書が出る中、改定しながら40年間1位を保ち続けているそうです。
 参考までに、日本語では、「赤尾の豆単」が1720万部、「試験に出る英単語」が1488万部だそうです。

(7) 「X-メン」
 1963年初登場のアメリカン・コミック・シリーズで、多くのライターやアーティストが関わっているようです。
 マンガ第一位の「クラシック・イラストレイテッド」はお互いに関連のない古典の漫画化シリーズなので、事実上、X-メンが世界一のコミックですね、
 突然変異で超人的能力を持つミュータントの集団の話。
 私はこの映画が好きです。最新の「X-MEN ファースト・ジェネレーション」も面白かったですよ。

(8) 「タンタンの冒険旅行」 (エルジェ)
 ベルギーの漫画家エルジェによって描かれた漫画。少年タンタンと愛犬スノーウィのお話。
 タンタンのつづりはTINTINで、1965年日本ではアニメが「チンチンの冒険」で放映されたと(笑)。
 しかし、フランス語ではLupinがルパンであるように、タンタンでいいようです。ほっ。
 現在、スピルバーグ監督の3D映画「タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密」が公開中のようですね。

(9) 「ドラゴンボール」(鳥山明)
(10) 「One Piece」(尾田栄一郎)
 日本の漫画の中の競争で、
 「ドラゴンボール」(1985年連載開始)は、国内1.56億冊(第二位)、世界で3.5億冊(第一位)
 「One Piece」(1997年連載開始)は、国内2.5億冊(第一位)、世界で2.5億冊(第二位)
 ・・・あれ?One Pieceの国内と海外の数字が同じです。海外30ヵ国以上で発行されているらしいのですが。統計上の問題?

 私はOne Pieceは全巻買って18巻くらいまで読みましたが、今のところ何がそれほど面白いのか、まだわかりません。One Pieceは国内では歴史的な大人気ですが、どうも海外での人気はさほどでもなくて、ドラゴンボールの方が評価が高いことは事実のようです。

(11) 「ブラック・ジャック」
 大好きな漫画の神様、手塚治虫を取り上げない訳にはいきませんでした。
 「ブラック・ジャック」は医師免許を持つ手塚治虫の代表作です。国内で4600万部、世界で1.76億部となっています。私はリアルタイムでコミックスを買っていましたねぇ。
 「鉄腕アトム」は国内で1億部で手塚作品第一位ですが、世界でも1億部になっています。
 アメリカでアニメが「アストロボーイ」として放映されており、英語版のコミックも発行されているようなので、統計の間違いがあるような感じです。
 手塚治虫作品全部合わせて何冊発行されたのか、興味のあるところですが、ちょっと調べてもデータが見つかりません。赤川二郎の3億冊を軽く突破していることは、間違いないと思うのですが。

(12) 「はらぺこあおむし」 (エリック・カール)
 幼児の好きなはっきりした色使いで、本に穴があいているのが特徴の画期的な絵本です。
 うちも子供が小さいときに買いました。
 
(13) 「いないいないばあ」 松谷みよ子(作)瀬川康男(絵)  
 この絵本、すごく単純ですが、1~2歳くらいの小さな子どもは大好きですね。
 第二位は「ぐりとぐら」(中川李枝子(作)山脇百合子(絵))で396万部で9万部の僅差。
 こちらも楽しい絵本ですね。両方とも1967年発行のロングセラーです。

(14) 「新華字典」
 この問題は難しかったでしょうね。現代中国の標準的な辞書だそうです。
 でもさすが人口の多い中国。
 中国の経済成長に伴って、これからも中国語の本の部数は伸びるのでしょうね。

(15) ウィリアム・シェイクスピア
 最後は簡単な問題で、気持ちよく終わりとしましょう。
 アガサ・クリスティも同じく20~40億冊とされています。ともにイギリスの作家ですね。
 3位はバーバラ・カートランドというやはりイギリスの作家で5~10億冊。意外です。
 ハーレクインの恋愛小説作家のようですが、こんなに売れているのに日本語のWikipediaの記事もありません。


以上、お疲れさまでした!