マスカット(オマーン)旅行 2日目 | ナンでもカンでも好奇心!(tomamのブログ)

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硬軟取り混ぜた種々雑多なネタについて書いてみようかと思います。
全くまとまりがないと思うけど、それが自分らしさということで。。。

今日はマスカットの中心地に行きました。


最初に向かったのは「オールド・マスカット」
ここが狭い意味でマスカットと呼ばれる地域で、文字通り古い街のようです。


最初に向かった場所がミラニ・フォート。最初はオマーン人によって、その後ポルトガル人によって17世紀に築かれた砦(とりで)だそうです。

中に入れる訳でもなく、へぇ~っていう感じで周りから見て終わり。



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マスカットの海辺にはこのような砦がたくさん残っています。


オールドマスカットの街は白を基調とした中東らしい建物が並ぶ、とても美しい街でした。
あまりいい写真がないのですが、こんな感じ。



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アラブ人の街で、高層ビル街ではなくてこんなに美しい町は、もしかして初めてかもしれません。異国情緒が感じられてなかなかよかったです。


次に向かったのは「マトラ」と呼ばれる地区。
ここにマトラ・スークという市場があるのですが、今日はお休みでした。残念。この辺が行き当たりばったりの旅行らしいところ(笑)。まぁ、初めから何も買う気はなかったのですが。


街をぶらぶら歩いていたら、着飾った子どもたちを何度か見ました。


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調べたら、今日はイード・アル=アドハーというイスラム教徒にとって特別な日でした。


(Wikipediaより)

イード・アル=アドハー(عيد الأضحى 、Eid ul-Adha)はイスラム教で定められた宗教的な祝日。アブラハムが進んで息子のイシュマエルをアッラーフへの犠牲として捧げた事を世界的に記念する日。ムスリムのラマダーン明けのイード(祝祭)の1つである、イード・アル=フィトルと同様に、イド・アル=アドハーは短い説教をともなう祈祷(フトゥバ)から始まる。イード・アル=フィトルより長期間にわたるため、大イードなどとも呼ばれる。また、日本では犠牲祭と意訳される。

イード・アル=アドハーはヒジュラ暦の12月10日から4日間にわたって行なわれる。この日は世界中のムスリムによるサウジアラビアのメッカへの毎年恒例の巡礼においてアラファト山を降りる日の翌日にあたり、すなわちハッジの最終日である。また、巡礼に参加していないムスリムも動物を1匹生贄として捧げ、この日を祝う。


次いで、最も栄えているという「ルイ」地区へ。
タクシーを降りたあたりは、ごみごみした中層ビル群で、インド系と思われる人がたくさん集まってしゃべっていたり、道端に座っていたりして、どこかで見たような中東の雰囲気です。


昼食にという店でオマーン料理を食べてみようと思って地球の歩き方に載っていた「ビン・アティーク・レストラン」というところまで歩きましたが、今日はここも閉店。ガーン。


気を取り直して、夕食に行く計画にしていた日本料理店「東京太呂」に行くことに変更。
途中、またかなり歩きました。


タクシーを降りた場所辺りの人混みがウソのように、歩いている人が少ない。

途中、なんと川がありました。でも案の定流れてないし。
雨が降るのは1年に1回くらいのようですが、たまたま三日前に降ったらしいです。それでも川に水が流れるほどにはならなかったのですね。



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途中、とりわけ美しいビルがあって、何かと思ったらオマーン銀行でした。日本銀行のようなお金を発行している銀行です。



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マスカットのビルはアラブ風の装飾があって、でもゴテゴテしていなくて美しいものが多いですね。色も白を基調にしてベージュ系を配しているものがほとんどで、街全体が落ち着いた感じです。好感。
たまにモスクなどは印象的な青色のタイルを使っていることがあります。


途中で見つけた、特に優れたデザインと思った一般家屋(多分)の写真をふたつほど。
特に2軒目はかなり珍しいモダンなデザインです。


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一般家屋も白色が基調で、ベージュ系だけを使っている落ち着いた色彩ばかり。ベージュ系で微妙に色の

違う石を並べているデザインは素敵です。
さらに意外にも緑が多く、白・ベージュ・緑の町は美しいです。


さて東京太呂に到着。まずはビール。歩き疲れていたので、美味しい~。

私のメニューは寿司と天ぷら盛り合わせ。


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日本にいたらさほどどうってこともない料理ですが、久しぶりに食べるとやっぱり美味しい。
こちらはちゃんと日本の味がしました。こんな食事ができるとは中東生活が長い人間にはうれしい。


もうすることがなくなったし、歩きつかれてアルコールも入ったので、ホテルに帰って一休みしました。



夕食はホテル内のSports Barで。
シシカバブと鶏の串焼きのようなもの。ビールとジントニック。



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ホテルに泊まっているのは西洋人が多く、Sports Barにもそんな人たちが中心ですが、オマーン人も来ていました。白い民族衣装に特徴的な帽子でわかります。お酒を飲んだり(イスラム教徒のはずなのに)ビリヤードをしたり。自由ですね。


同僚と仕事、世界情勢から芸能、家族、若い頃の色んな話などなど延々と色んな話をして夜は更けました。
部屋に帰ってブログを書いて、仕事のメールチェックをしてマスカット2日目はおしまいです。


(このホテル、インターネットが有料なのがいただけないです。)