「自作ロケットを地上36.8kmの上空まで飛ばし、成層圏の様子を撮影した映像」
http://gigazine.net/news/20111015_home_made_rocket/
(引用開始)
9月30日、アメリカのネバダ州ブラックロック砂漠で、アマチュアのロケット技師Derek Deville氏による自作ロケット「Qu8k(クエイク)」の発射が行われました。Qu8kはなんと上空36.8kmの成層圏まで到達し、その様子を見事にカメラで録画して地上に帰還しました。
(引用終わり)
で、その動画がこちら。
すごい。
小さなロケットが、空が黒く、地平線が丸く見えるところまで飛んでいきます。
ロマンがありますね。
これを見て思い出したこと2件。
ひとつは自慢話(笑)。
実は私、フロリダでスペースシャトルの打ち上げを見たことがあるのです!
仕事関係のソフトウエアの会社が毎年開催する世界ユーザ会議が、1996年はフロリダ州オーランドで行われ、そこでちょっとした発表をするために参加しました。自分の発表以外は、他の講演・発表を聞く5日間でした。
で、たった1週間の出張でしたが、まさにその週、若田飛行士の乗るスペースシャトルがフロリダのジョンソンスペースセンターから発射されたのです。
もともと水曜日発射の予定で、サボって見に行くわけにもいかないなと思っていたのですが、天候のために延期になり、木曜日もだめで、ラッキーなことに金曜日発射になったのです。金曜日はもともと予定されていた発表もわずかで、私と一緒に出張に行っていた同僚が主宰会社の日本法人の人をそそのかして(!?)、スペースシャトル発射見学ツアーを組んでもらいました。
見たのはこれです。(YouTubeですぐに見つかりました。すごいですね。)
まさにこんな感じで海の向こうから見たのですが、すごい光と音と、あとに残った煙が印象的でした。
今年、ついにスペースシャトルの歴史に幕が下ろされましたね…。
もうひとつは映画。『遠い空の向こうに』
遠い空の向こうに [DVD]/ジェイク・ギレンホール,クリス・クーパー,クリス・オーウェン

¥1,575
Amazon.co.jp
(DVDはときどき1500円で売り出されるようですが、現在は売り切れているようです。)
1999年アメリカ映画です。
Goo映画より。
(引用開始)
炭坑町の少年が、夜空に輝くソ連の人工衛星を見上げて、ロケット作りに魅せられる。周囲の無理解と様々な困難を仲間たちとの友情で乗り越えながら、少年は遂にロケット作りに成功する。後にNASAのエンジニアとなった男、ホーマー・ヒッカム・ジュニアの感動の実話が原作。人間、あきらめなければ夢は叶うこともある。男心を微妙にくすぐる物語だ。主人公たちを見守る病弱な女先生という存在も涙腺を刺激する。
(引用終わり)
夢を追いかける少年、仲間との友情、すばらしい先生との出会い、父と息子の葛藤など、うるうる感動要素たっぷりのいい映画です。
私がよく参考にするサイト「みんなのシネマレビュー」では、今日現在までに380人がレビューして平均点が8.31点で、30人以上がレビューした全ての映画3,040作品のうちで28位と、かなりの上位にランキングされています。
お薦めです!
ところで、Wikipediaで知りましたが、原題は「October Sky」で、それは原作の題名「Rocket Boys」のアナグラムになっていると。文字を並べ替えると確かに。面白いけど、そんな遊びで題名を変えるとは。
さらに日本語タイトルの方は、映画会社が"Sky"だけを尊重して、あとはイメージでつけたものでしょうか?賛否両論ありそうです。でも「10月の空」でも「オクトーバー・スカイ」でも日本語では意味がないし、「ロケットボーイズ」「ロケット少年」では感動モノの映画には軽すぎる感じ。
「遠い空の向こうに」というタイトルはいいかもしれません。