興味深い記事を見つけました。
http://www.j-cast.com/2011/10/03108913.html?p=all
(引用開始)
YouTubeにアップされた韓国の「ぱくり」を非難する動画が世界のネットユーザーの間で注目を集め、韓国ではメディアが激怒するなど、物議を醸している。
「危機に瀕する日本: 日韓紛争概説 文化略奪と歴史歪曲に関する一考察」というタイトルの動画で、日本人とみられるユーザーから2011年6月下旬にアップされた。
「侍」や「剣道」も韓国起源と主張?
韓国が日本や欧米の文化を「剽窃」し、韓国独自の文化だと主張しているということを非難する動画だ。まず、アップル社のスマートフォン「iPhone」を「人類史上もっとも革新的な電子機器」と持ち上げる一方で、サムスンの「ギャラクシー」を「剽窃」とこき下ろす。
韓国が「1.何かをコピーし 2.若干の変更を加え 3.名称を変え 4.自分たちが開発したと主張する このパターンが繰り返されている」とし、日本の漫画やアニメも韓国でぱくられていると説明。「侍」の元は韓国の「サウラビ」、「剣道」の元は韓国の「コムド」など、日本の伝統文化についても韓国が歴史を「歪曲」して起源を主張しているとしている。
また、どこまで本当かは不明なものの、自動車メーカーなど韓国のグローバル企業が海外で広告を打つ際に、相撲や富士山といった日本文化のイメージを利用し、日本企業に偽装しているという。
韓国ネットユーザー「これはサイバー宣戦布告と変わらない」
こうした「嫌韓流」的な動画は以前からあったが、この動画は日本語版だけでなく、英語版、フランス語版、ポルトガル語版も用意され、世界各国のネットユーザーが内容を理解できるようになっている。
外国語版で最も再生されているのが英語版で、再生回数は10月3日現在約22万回。アジア圏からのコメントが多く「K-popもKリーグも、J-popとJリーグのコピーなんでしょ」(香港)、「コピーマスターだな」「日本の文化が韓国にレイプされるのは嫌だ」(タイ)といったものが見られる。
この動画は韓国で話題となり、中央日報も2011年10月1日に「『韓国自体が日本の模倣』 韓流に冷水浴びせる度が過ぎた非難」という見出しで報道。韓国が日本の「コピー天国」と紹介されているとし、「これはサイバー宣戦布告と変わらない。対策が必要だ」という韓国ネットユーザーの声を紹介した。
また、日本にも韓国のものを真似たコンテンツがあると反発し、例として少女時代やKARAのパロディAVを挙げている。
(引用終わり)
(しかし、反論がパロディAVとは:失笑。パロディと剽窃の違いもわからないのか、というより、やはりよっぽど何も見つからなかったのでしょうね。)
で、その動画を見てみました。
日本語版がこちら。
英語版はこちら。
いやぁ、たいへんよくできています。映像も美しいですね。
今日(2011.10.10)の時点で、日本語版が60万回、英語版が33万回再生されています。
日本による韓国併合時代に韓国が目覚しい発展をしたことや竹島問題が出てきて、ちょっと政治的に過ぎるところが唯一残念に思います。(それがまさに狙いなのかもしれませんが。)
個人的には両件ともこの主張にほぼ同意しますが、これらの問題に関しては日本・韓国の双方の主張があり、韓国人は(しばしば日本人も)この問題になると感情的になってしまうので、それまでの事実関係の提示が結局領土問題の主張のための材料のように見えてしまいます。
そうではなくて、これら政治的主張はひとまずガマンして、韓国のやっているおかしなことの事実関係だけを冷静に突きつけるような作りになっていたら、「度が過ぎる非難」などと主張することも出来ず、韓国人も認めざるを得なかっただろうになぁ、と思うのです。
それでも、よくできていますね。
私は8/18の「キムパブ(韓国の太巻き)」について書いた記事で、韓国起源説について書きました。見解は同じなので、コピーします(手抜き?)
(引用開始)
韓国人は、なぜ歴史を捏造してまでそんなに自国起源説にこだわるのでしょうか?
一時、『嫌韓流』が流行って、そんなことが大きな話題になりましたね。
日本人は、天ぷらがポルトガル由来であることや、寿司だってもともとは中国(あるいは東南アジア?)から伝わったものであることを、恥ずかしくも何とも思いません。
どこがオリジナルであったとしても、それを改良し洗練させたのが日本人であると知っているからでしょう。
キムパブだって、日本から伝わった太巻きを応用して、より美味しいものに韓国人が洗練したと言えばいいだけなのに。
何でも韓国がオリジナルだと言い張るのを読むと、怒るというよりも、恥ずかしく、そして可哀想に思えてきます。
Wikipediaの「韓国起源説」の記事 には、こんなものが韓国起源だと主張されている例がこれでもかと言うほど、挙げられています。
面白いので、一度のぞかれてはいかがでしょうか?
参考までに、この記事、英語版はありますが、韓国語版はありません。
剣道・侍・武士道、切腹、日本刀、居合道、柔道、合気道、空手、相撲、忍者、茶道、華道、盆栽、折り紙、歌舞伎、花札、「日本の大部分の食べ物」、豆腐、蕎麦、日本酒、寿司、刺身、醤油、味噌、味噌汁、納豆、沢庵漬け、奈良漬、海苔・海苔巻き、和牛、うどん、長崎ちゃんぽん、、、他に言葉や人物、動植物、技術など多数。
(引用終わり)
8/24の記事で、NIKAI Japanという日本とは全く関係がないのに日本の高品質イメージだけを盗もうとしている会社のことを書きましたが、Hyundaiが相撲、Samsungが富士山や寿司を広告に使って、同じように日本企業と思い込ませようとしていたことは初めて知りましたねぇ。
先日テレビで、ラーメンが世界中で人気料理になっているとの番組がありました。
「中華そば」が「ラーメン」として日本各地でとんでもない進化をとげ、大衆料理ながら世界中で寿司と並んで最も美味しい日本料理のひとつと考えられるようになり、また世界各地に増えているラーメン店が大人気になっていることが報告されていました。
それでももちろん、日本人はラーメンが中国由来であることを知っているし、これを「日本料理」と呼ぶことには、ためらいがあります。出演していた料理研究家は、てんぷらも外国由来と知っていても代表的な日本料理とされているし、長い時間が経てばラーメンも日本料理と考えられるようになるだろう、と言っていました。・・・何と奥ゆかしい民族でしょう。
日本人は改良・工夫・進化させることに価値を置くので、ものごとの起源が外国であっても一向に気にならない(むしろ、外国から来たモノの方をありがたがる島国根性?)のに対し、韓国人はなぜこんなに韓国が起源だといいたいのでしょうかねぇ。
このような記事は枚挙に暇がありません。
懲りずに何でも自国起源説を唱え続けることこそが「韓国独自の文化」と言ってもいいでしょう(笑)。
・韓国の漢字起源説に「起源説を唱えるのは自信ないから」=中国
・北京大学生に嫌韓感情を調査―「文化を盗むから嫌い」
・「綱引きは韓国起源?」韓国がまた文化を盗んだ!と中国で大騒ぎ
・日本神話は韓国が起源、日本の学者も認めた!―韓国メディア
・「平仮名」は韓国起源!?韓国で出版された日本に関する書籍が話題に
・韓国で「日本語起源は百済語」説、中国で「またか!」の声