5.お土産
旅行に行って、お土産を買うのは楽しみでもありますが、なかなか難しいです。
今回は、トルコでのお土産選びの話。
陶器
カッパドキア地区のアヴァノスという町は焼き物で有名だそうで、こちらにも行きました。
ここで連れて行かれたのは、"Chez Galip"という工房。

日本語で説明をしながら、陶器の作り方の実演を見学。
この工房には、最近、「笑天」の山田隆夫が修行に来たとのこと。
続いて、たくさんの作品(商品)が並べられているギャラリーに行って、おみやげを物色。
「先生」と呼ばれる人がうろうろ。アインシュタイン博士に似ていると。確かに。↓記念写真より。

結局、トルコ石のような青色の一輪挿しを買いました。
帰ってから調べると、凝ったつくりのウェブサイトがありました。ギャラリーの雰囲気がよくわかります。
http://www.chezgalip.com/
買った一輪挿しの写真を載せたいけど、梱包を解きたくないので、このサイトから同じ模様・色彩の商品の写真を転載します。トルコらしい(←多分、)きれいな色でしょう。

キリム
トルコの織物、「キリム」も有名なようで、妻がお土産を買って来いと。
それをイスタンブールの日本語ガイドさんに告げると、連れて行かれたのがエジプシャンバザールの「エド・まっちゃんのお店」。以前日本に住んでいて、ダウンタウンの松本に似ていることから「まっちゃん」と呼ばれたトルコ人が経営しているお店とのことです。
日本人を主なターゲットとしているようで、店内には日本語の表示があふれていますし、私が買い物の相談をした店員も日本語がかなりできました。

キリムにも色々あって、安物からシルク100%の高級品まで何でもそろえているが、やはりお薦めは絹100%の品だと。
前の日本人客には、安物を「これがいい」と薦めていたのを見ていたのですが。『それはお土産用だったからで、自宅に置くなら100年でももつ高級品でないと』と。商売上手。
シルク100%のものには好みの柄がなかったので(と半分は言い訳して)、ウールと絹の混紡のキリムを購入しました。小さなものですが、こちらでも、値引きしてくれても結構な値段でした(ウン万円)。
これまた、価値がわからないので、いい買い物だったのかどうか全然わかりません。
妻が「柄が気に入らない」と言ってお蔵入りになりそうで怖いです。
トルコ石
カッパドキアで、日本人ガイドに「トルコ石に興味があるか」と言われてうんと答えたら、なかなか高級そうなギャラリーみたいなところに連れて行かれました。
デパートの宝石店みたいなつくりで、そこに女性が二人。
一人は日本人で、大阪の茨木市出身でトルコ人男性と結婚したという中年の女性。
(私も一時期茨木市に住んでいました。)
もう一人は25歳くらいの小顔のすらっとした美人トルコ人女性で、大学で日本語を勉強したとのこと。
(ここでも日本好きのトルコ人発見。日本企業のトルコ支店かどこかで働きたいのだけれど、なかなか就職先がないと。)
トルコ石を色々見ました。真っ青なものよりも、少し茶色い模様が入っているものの方が価値が高いとか。よく分からない・・・。
そこそこの値段だったら、妻にペンダントくらい買って帰ってもいいかと思ったけど、適当なものがなかったので買いませんでした。ピアスが多かったですね。
日本人スタッフ女性は「見るだけで買わなくてもいいですよ。」と言ってくれていましたが、本音のところはどうだったのでしょう?最後まで笑顔でしたが…。
また、後日行ったエジプシャンバザールのお店では、『カッパドキアのトルコ石は皆高すぎる、うちなら安い』と言っていましたが、品質と価格の関係はよくわからなくて難しいですね…。
お菓子 Turkish Delight
弾力のある寒天のようなものの中に、多くはナッツなどが入ったお菓子。
トルコ人ガイドによると日本の「ゆべし」だと。なるほど。
調べるとトルコ語では「ロクム」というそうです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%83%A0
カッパドキアでもイスタンブールでも、あちこちで売っています。
まずまず美味しいし、値段も手ごろです。
グランドバザール内の日本語が通じるお店 CAVIAR IDILBIRAT では、日本人が会社などでたくさんの人にお土産として配るのに丁度いい、小さな箱入り Turlish Delight の5個セットが売っていたので、私もしっかり買いました。
この商品は、この店で日本人向けに開発したとか。確かに、箱自体にこの店の名前が入っており独自のもののようです。
なお、自宅用には先にカッパドキアの店でアップルティーと一緒に買っていました。
その他
自分用のお土産には、記念にカッパドキアの写真集を買いました。
子どもたちには、カッパドキアの気球の飾り。ぬいぐるみのようなもので、細いワイヤで吊るします。
マンガ「よつばと!」でよつばたちが気球に乗るシーンが気に行っていたようだし、Amazonで買ったよつばのフィギュアを乗せたら面白いかな、と。
会社の人に、皮製で刺繍の入ったスリッパ(バブーシュというらしい)をお土産に薦められたので、ときどき見てましたが、気に入る柄のものは見当たりませんでした。
他に有名なのはトルコの魔よけの目玉グッズのようですが、あまり好みではないので買いませんでした。
お土産編はこんなところで。