http://www.kinyobi.co.jp/event/event_detail.php?no=1955&page=1
・・・・が、
集まった人数が多すぎて、入れませんでした。
私は開演の13時直前に会場の明治大学についたのですが、すごい行列が。

もともと1000人収容の会場だったところ、会場を変更して1200人まで増やしたようですが、それでも入れなかった人がおそらく1000人近くいたと思います。
並んでいたのは、大学生くらいの人から、70歳は十分過ぎているであろう方まで、また「原発反対」や「子どもを守れ」というプラカードを付けている人もいれば、おしゃれなOL風の女性なども。まさに老若男女でした。
こんなに集まるとは「想定外」だったようで、事務局の対応は後手後手にまわりました(笑)。
かなり時間が経ってからスタッフが説明に回ってきましたが、その人の声が小さく聞き取れない。拡声器などは用意していなかったようです。
それでも皆さん、冷静に待ちました。
待っている列の中に、社民党党首の福島瑞穂さんの姿が。(あ、「福島」ですね。ややこしい。)

さて、ずい分時間が経ってから、主催者の計らいで小出先生が出てこられて、入れなかった人たちに向けてあいさつをされました。

「こんなに大勢の方に集まってもらって驚くとともに、ありがたく思います。
私は原子力発電は危険だと言い続けてきました。
しかし、このような事故が起きてしまいました。
私の力が及ばなかったことを、本当に申し訳なく思います。」
と声を詰まらせながらお話しされました。
聴衆から「先生のせいじゃないよー!」との声とともに、大きな拍手が。
謝るべき人が謝らないのに、小出先生のような方が謝られるとは、とちょっと感動でした。

それを一聴衆として聞いている福島党首。
社民党は一貫して原子力に反対してきた政党なんだから、しゃしゃり出て何か発言するかと思いましたが、一切ありませんでした。周りの、一般人とおぼしき人たち(主に女性)とふつうに話をされているだけのようでした。
そういう姿勢に、人としては好感を持ちましたが、野党党首として考えると、どうなんでしょうか。
講演会で来賓としてあいさつするとか(自民党の政治家なら間違いなく出てくるでしょう)、さらには社民党がこういう講演会を企画してもいいくらいなのに。
列に並んで1000円払って、聴くだけのつもりだったのでしょうか。
それはさておき。
講演会の模様は、インターネットで配信するとのことでした。どこのサイトかははっきりしません。
それから、結局、講演会に入れなかった人は、住所を書いて500円払っておけば、資料を郵送してくれることになりました。
さて、500円払って帰ろうとしたところ、同じ建物の地下1階でマンガ家「吾妻ひでお」の展覧会をやってるのを発見!こちらを見て帰りました(笑)
(↓生真面目な方は、リンクを開かないでください。)
http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/pdf/2011azuma_p.pdf
あまりにも世界が違うので、この話はまた後日。。。
話を戻して、今日の講演会は『週刊金曜日』協賛でした。
明日は『週刊金曜日』共催の 「広瀬隆講演会」が開催されます。
http://www.kinyobi.co.jp/event/event_detail.php?no=1957&page=1
広瀬隆講演会
いま福島原発で起こっていること
開催日時 2011年 4月 30日 (土) 17時50分開演~21時10分(17時30分開場)
◆講 師 広瀬隆 「いま福島原発で起っていること」
大東断 「電力浪費を見直そう」
伊田浩之「原発震災を取材して」
山崎久隆+鈴木千津子 「食卓にしのびよる放射能汚染」
◆会 場 東京・豊島公会堂(池袋駅東口5分)
◆参加費 1000円(うち200円はみんなで使える放射線測定器購入費に充てます)
◆受 付 当日会場にて。先着順800名
◆問合せ 『週刊金曜日』03-3221-8521
(平日9時30分~17時30分)
◆共 催 たんぽぽ舎
今日、入れなかった人が並んでいるところでもこちらの講演会の宣伝をされていました。
当日受付で先着800名。きっと入れない人が続出するのではと怖れます。
私は明日は都合で行けませんが、参加される人は早めに出かけられることを強くお勧めしておきます。