福島第一原発の事故に関連して、さまざまなデータをグラフにしてくれているサイトが、ブルンさんのブログ
で紹介されていましたので、ここでも紹介させていただきます。
http://atmc.jp/
ここで見られる情報は以下のようです。
全国: 全国の放射能 | 全国の水道の放射能 | 全国の雨の放射能
水道情報: 東京 | 埼玉 | 神奈川 | 千葉 | 茨城
福島原子炉: 燃料棒露出度 | 水位 | 温度 | 放射線量 | 収納容器圧力 | 原子炉圧力 | 原子炉復旧状況図
福島海水: 海水(表層) | 海水(下層) | 海上の空間 | 放射線量
福島: 福島20km-30km圏 | 福島原発の放射濃度 | 福島原発の溜まり水 | 福島原発プルトニウム
拡散予測: 日本気象庁 | ドイツ気象局 | オーストリア気象局 | イギリス気象局 | ノルウェー気象局 | 台湾気象局
その他: 茨城原発周辺 | 宮城県全域
これはいいですね!
グラフにすることは、データを見る際の基本中の基本です。
これで非常によくわかります。
私は昨日、拡散シミュレーションと測定データとの一致を調べるために、文部科学省のデータ(PDFファイル)を元に2日分のデータをExcelの表にしたのですが、ずいぶん時間が取られました。このサイトを先に知っていれば、と思います。
グラフだけでなく、いろいろな関連情報と元サイトへのリンクもあり、たいへん有意義です。
さらに驚くべきことは、多言語に対応していて、52種類もの言語で見ることができます。
ただ、不思議なことに、このサイトを誰が運営しているのか、どうもはっきりしません。
「矢野哲」という人らしい、「東大大学院医学研究科准教授」と同一人物か?とかいう話までは見つかりましたが。
とは言え、公開されているデータをまとめてくれているものであり、原子力に賛成とか反対とかの意図が入る余地はないものと思いますので、ありがたく使わせていただいて何も問題ないと考えます。