古代日本ルーツツアー 9 泰澄大師 | 精神世界の鉄人のブログ

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前回の続きの話です。

 

「38人の子供」は、その後に、たくさんの子孫を増やしたそうです。

 

その後の話は、とても複雑なので、全部は書けません。

 

いろいろな出来事があったようですが、ここでは、思いっきり単純化して書きますね。

 

 

この一族の直系である、長男と長女の子孫は、「大丹生・皇」になり、「天皇家」になった話をしましたが、ある時期に、この子孫の一人が、「初代天照(アマテル)」を名乗ったそうです。

 

この頃から、「天皇」という称号が生まれたそうです。

 

念のために書いておきますが、この天皇は、古事記などに登場する、「アマテラス」とは別人で、意味も違うそうです。

 

 

「古事記」は、後の天皇などが、かなり歴史を湾曲して書いているそうです。

 

しかし、私が、いろいろ調べたところでは、まったく関係ないわけでもなく、こういう名前が似ている人物やグループなどは、同じ魂の仲間だと思っています。

 

 

 

さて、「初代天照(アマテル)」の時代から、何百万年も経った後、新しい時代が始まったそうです。

 

その時代は、それまでの平和な時代ではなく、動乱の時代になったようです。

 

きっかけは、大和地方に、「神武天皇」がやってきたのが、始まりだったようです。

 

この天皇のグループは、権力志向だったようです。

 

「神武天皇」は、のシュメール文明の神様では、「アヌ王」の生まれ変わりだと、私は思っています。

 

 

ここでは、「38人の子供」の子孫を、仮に、「天照派」と呼ぶことにします。

 

このグループは、「平和」が何よりも大切だと思っていて、「自由」や「知恵」、それから、「愛」のグループだったと思います。

 

シュメール文明の神様では、「エンキ(イザナギ)」が、「自由」と「知恵」の神様です。

 

その妹で妻でもあった神様が、「ニンフルサグ(イザナミ)」で、「愛」の神様です。

 

この二人は、愛や徳によって、人々を包み込むような世の中を目指したようです。

 

 

そして、後から、日本の歴史に登場した神様が、「アヌ王」で、「平等」を大切だと思っている神様だったようです。

 

なんと、「エンキ(イザナギ)」と「ニンフルサグ(イザナミ)」の父親でもあったのです。

 

さらに、「力」の崇拝者でもあったようです。

権力によって、人々を、平等に統治するという考え方ですね。

 

この神様は、「エンリル(モーセ)」の魂も、混じっていたような気がします。

 

もう一人の息子ですね。

 

これらの推測は、私個人の感覚的なもので、科学的な根拠があるわけではありありません。

 

 

わかりやすくまとめると、この頃からは、シュメール文明の時代の親子喧嘩や兄弟喧嘩が、再来したような出来事が、日本の土地で、再現されたようなのです。

 

 

〇「天照族」=「エンキ(イザナギ)」と「ニンフルサグ(イザナミ)」

 

「自由」、「知恵」、「愛」のグループ

 

〇「神武派」=「アヌ王(神武天皇)と「エンリル(モーセ)」

 

「平等」、「力」のグループ

 

 

私は、以前にも書いたように、どのグループがいいとか、悪いとかの判断は、やらないほうがいいというスタンスです。

 

国政というのは、世の中の状況によって、穏やかに統治したほうがいいこともあれば、多少は荒っぽく、人々を弾圧しなくては、治まらない時もあるからです。

 

 

この二つのグループを、さらに、わかりやすく表現すると、

 

〇「天照派」=「理想主義」

 

〇「神武派」=「現実主義」

 

こうなると思います。

 

現在の日本でも、これは、引き継がれていて、目まぐしく変化する国際情勢の中で、常に、「理想」と「現実」の問題で、政治は論争されますね。

 

具体的には、「平和憲法」と「自衛隊」の問題なのです。

 

これも、いろいろな見方ができるので、

 

「どの意見が正しいか?」

 

というのは、とても難しい問題なのです。

 

 

 

私が面白いと思ったのは、前述したように、「天照派」は、古事記の「天照大神」とは、直接は関係ないと思いますが、やはり、性格が似ているのです。

 

つまり、このグループは、

 

「絶対に戦わない」

 

という共通の姿勢があるのです。

 

 

古事記には、「アマテラス」が、弟の「スサノヲ」の乱暴ぶりに腹を立てる場面がありますが、その怒り方が、ユニークなのです。

 

ご存知のように、天岩戸に隠れるのです。

要するに、「引きこもった」ということです。

 

本来の日本人の怒りの表現は、これなのです。

 

たとえば、江戸時代なども、「鎖国」をやっていますが、あれは、当時の日本人たちが、西洋人たちが、「大航海時代」などと言って、世界中を植民地化して、残酷で酷い行いをしているのを見て、怒ったのだと思います。

 

「あんな野蛮な人たちとは、お付き合いできません」

 

こう思って、国内に引きこもったのが、あの時代だったのだと思います。

 

おそらく、現代の日本でも、「ニート」や「引きこもり」をやっている若者は、世の中に対して、怒っているのだと思います。

 

生粋の日本人の怒りの表現は、「引きこもる」のです。(笑)

 

 

 

それに対して、「神武派」は、怒ると、相手を殺したり、殴ったり、怒鳴ったり、場合によっては、戦争をしたりします。

 

怒りの表現の仕方が、ストレートで、わかりやすいのです。

 

この視点から見ると、現在の日本人にも、「天照派」と「神武派」の二つのタイプの日本人がいるような気がします。

 

 

現代の日本の社会では、やはり、「天皇家」は、「天照派」だと思います。

 

そして、「内閣」に代表されるような政治家たちは、「神武派」が多いような気がします。

 

 

私は、完全に、「天照派」ですね。

 

あなたは、どのタイプですか?(笑)

 

 

 

それから、また悠久の時が流れました。

 

そして、ある時代に、日本の歴史に、とても重要な人物が登場したのです。

 

それが、「泰澄大師」だったのです。

 

 

重大な歴史の秘密、つまり、

 

「人祖は、イザナギとイザナミであり、38人の子供が、その子孫である」

 

これを知った「泰澄大師」は、当時の権力者たちに、わからないように、仏像の中に秘密を隠したそうです。

 

さらに、後に世に出た、「空海」は、密教として暗号のようにして伝えたそうです。

 

堂々と公にすれば、「神武派」に、命を狙われるおそれがあったからです。

 

 

 

ここでもう少し、「泰澄大師」の話をしておきますね。

 

 

「空海」は有名ですが、「泰澄大師」は、あまり知られていないようです。

私も、今回の旅で、初めて知りました。

 

北陸地方では、有名な方らしいですね。

 

 

調べてみました。

 

 

第二十五代の「武烈天皇」は、若くして天皇になったそうですが、皇后を娶る前に、崩御されたそうです。

 

それで、子供がいなかったので、

 

「次の天皇は、誰にしようか?」

 

と、当時の権力者たちが、会議をした時に、前回話したように、天皇を補佐するグループである、「丹生家・十八家」の一族だった、福井県の「越丹生家」から、「継体天皇」を迎えたそうです。

 

「継体天皇」は、その頃、一番の勢力だった、「神武派」のグループが、あまり好きではなかったらしく、「神武派」が幅を効かす都には、一度も行かなかったそうです。

 

 

日本人の始祖である、「イザナギ」と「イザナミ」、それから、「38人の子供」の子孫は、あれから、長い年月が経っても、やはり、ある程度の力は、持っていたようです。

 

天皇を迎える程の力のある「丹生家」が、北陸に存在していたということです。

 

 

「38人の子供」の痕跡は、「越前」には、たくさん残っています。

 

その最たるものが、前回紹介した、福井市の「三十八社町」なのです。

これは、720万年前の歴史が、町名となって残っているという、凄い町なのです。

 

そして、この「三十八社町」に、飛鳥時代(七世紀末)に生まれたのが、「秦澄大師」なのです。

 

神童と言われた大師は、14歳の時、夢のお告げで、「越知山」に登り、難行苦行の末、21歳の時、仏の教えを悟ったそうです。

 

実は、彼は、本当は、「越丹生家」の出身だったそうです。

 

しかし、その前の時代から、純粋な日本人の始祖になる、「丹生家」への弾圧が、「神武派」のグループから始まっていたので、「秦澄大師」は、自分の出身を隠していたと言われています。

 

表向きは、

 

「高句麗からの亡命帰化人の子」

 

ということになっていたそうです。

 

彼の名声は、都まで響き、西暦では、702年、「文武天皇」の時代、朝廷は、彼を、「鎮護国家法師」に任じたそうです。

 

その後、36歳の時、2人の弟子である、「臥(ふせり)行者」、それから、「浄定(きよさだ)行者」と共に、「霊峰白山」を開いたそうです。

 

白山で、修験道の修行を行い、白山の神を祀って、それまで、素朴な山岳信仰だった白山信仰に、仏教的な意味付けをしたようです。

 

それにも、隠れた意味があったそうですが、その後、仏教界、政界の有力者らと、密接な関係を持ち、白山信仰を、中央にまで広めたそうです。

 

奈良時代から白山信仰は、貴族の間で盛んになったようです。

 

722年、「元正天皇」の病気を、祈祷により平癒させたとして、「神融禅師」の号をもらったそうです。

 

737年には、全国に疱瘡が流行し、勅命により祈願を行い、疫病を終息させ、天皇から、大和尚位を授けられ「秦澄」の尊号を賜ったそうです。

 

 

以上が、この人物のプロフィールなのですが、ざっと読んだだけでも、何やら凄い人物だったことがわかりますね。

 

 

 

今回の旅では、どうしても、この人物が気になり、「泰澄大師」のお墓があるといわれているお寺を訪ねました。

 

場所は、福井県の鯖江駅から、車で30分くらいの所でした。

 

 

着きました。

 

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場所は、福井県丹生郡越前町です。

やはり、「丹生」がつきますね。

 

「大谷寺(おおたんじ)」読むそうです。

 

これは、「丹」が、後に、「谷」になったそうです。

 

そいえば、沖縄県の地名にも、「読谷(よみたん)」や「北谷(ちゃたん)」がありますね。

 

これも、もともとは、「丹」の意味だったようです。

 

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「大谷寺」は、宇宙考古学的には、

 

「星から来た丹の寺」

 

という意味ですね。

 

そして、「丹」の文字は、「エンキ(イザナギ)」のシンボルでもあります。

 

そうです。

 

「プロビデンスの目」の象形文字です。

 

気が付いていましたか?

 

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お寺の案内が書かれていました。

 

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入口の前には、蓮がありました。

 

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いよいよ、門をくぐります。

 

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猫ちゃんがいました。

 

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拝殿で参拝しました。

 

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参拝していると、住職さんの奥様が現れて、中に入れてくださり、いろいろなお話を聴かせてくださいました。

とても勉強になりました。

 

 

建物の中には、いろいろな仏像も置かれていました。

 

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記念撮影しました。

 

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真ん中が、「秦澄大師」で、両脇が、お弟子さんだそうです。

 

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以前の記事にも書きましたが、大切なことなので、再度書きますね。

 

 

宇宙には、生命を創る元のエネルギーのようなものがあり、それは、「丹(に)」と呼ばれているそうです。

 

太陽で創られ、「植物」と「動物」と「人間」の三つの生命の元になっているそうです。

 

そして、宇宙空間にあり、目に見ない、「障壁賀」という、宇宙の子宮のような所があり、ここに、「生(しょう)」と呼ばれる別のエネルギーのようなものが、充満しているそうなのですが、ここで、二つが合体するそうです。

 

そして、「丹生(にしょう)」というエネルギーが、生まれるそうです。

 

 

 

このお寺の中には、なんと、上記の宇宙における、「植物」と「動物」と「人間」の三つの生命の元を表現している仏像が、置かれているのです。

 

 

本当は、実物が見たかったのですが、普段は、非公開だそうです。

 

頻度は、わかりませんが、定期的に、御開帳しているのだそうです。

 

 

その秘仏の写真が飾ってあったので、その写真を紹介しますね。

 

 

最初のものは、「十一面観世音菩薩」で、「太陽の真光」であり、「人間」を表現しているそうです。

 

そして、「人間」とは、具体的には、「人祖」である、「イザナギ」と「イザナミ」の二人のことなのだそうです。

 

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次のものは、「聖観世音菩薩」で、「芒種のエネルギー」であり、「植物」を現しているそうです。

 

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最後のものは、「阿弥陀如来」で、「丹」であり、「動物」を現しているそうです。

 

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宇宙における、「人間」と「植物」と「動物」の生命の根源を、「泰澄大師」は、深く理解していたそうです。

 

そして、その深い意味を、当時の権力者たちに、気づかれないように、そっと、この秘仏たちの形の中に、紛れ込ませて、後世に伝えたようなのです。

 

凄いですね~!

 

 

 

お寺の裏庭のあたりに、「泰澄大師」のお墓があるというので、そこにも、行きました。

 

 

鳥居がありました。

 

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ありました。

 

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「泰澄大師」のお墓の前で、

 

「長い間、お疲れ様でした。現代では、私も、この真実の歴史を広げるためのお手伝いをさせていただきます。よろしくお願いします」

 

と言って、手を合わせました。

 

 

 

日本の古代史を探る旅は、最終日は、奈良県の吉野で、終了したのですが、吉野の地でも、いろいろな秘密が、私を待っていました。

 

 

 

次回、「古代日本ルーツツアー」、感動のフィナーレです。

 

 

 

 

 

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