東京の上野公園には、その広大な敷地内に、たくさんのパワースポットがあることで、知られています。
天海僧正が、風水的な知識をベースに、いろいろな建物などを、造ったようですね。
散歩していても、ユニークな建造物を見かけたりして、楽しいです。
こんなトーテムポールも、ありました。
「ライオンズクラブ」のシンボルマークだと思いますが、そういえば、これも、「獅子」ですね。
散歩の途中に、「上野大仏」という場所を見つけたので、ここにも、立ち寄りました。
ユニークなデザインの塔も、建っていました。
頭だけの大仏がありました。
「上野大仏」と表示してありました。
周辺には、水晶が散りばめられていました。
いくつかのパワーストーンも、置いてありました。
その時は、何も知らずに参拝したのですが、あとから、ネットで調べると、面白い場所だということが、わかりました。
この「上野大仏」という所は、「合格祈願の大仏」ということで、受験シーズンを迎えると、参拝客で、にぎわうそうです。
その理由が興味深いです。
その大仏の歴史に、秘密があるようです。
「上野大仏」は、もともとは、1631年に建立されたようです。
1647年の地震、1841年の火災、1855年の地震などの災難に見舞われて、首や顔などの部分が破損、その都度、修復が行われたそうです。
しかし、1923(大正12)年の関東大震災で、4度目の崩壊。
その後は、改修されることなく、寛永寺で管理されていたそうです。
そして、1972(昭和47)年に、残存した顔だけが、元の場所に戻ったとのことです。
このような災難を、乗り越えた大仏は、現在では、顔を残す様子が、
「これ以上落ちない」
ということから、
「合格大仏」
として親しまれているとのことです。
面白い発想ですね~!
管理を行う寛永寺では、
「以前は、大仏の周辺は、雑草に覆われ荒れた状態だったものの、2008年くらいに、大仏の周辺を整備しました。それによって、参拝客が増え、合格祈願の大仏として、知られるようになった」
と話しているそうです。
受験生による合格祈願の絵馬も、数が増え過ぎてしまい、一部を、外さなければならなくなってしまうほどの人気スポットになったそうです。
「センター試験などの受験シーズンでは、受験生やその親などに、数多く参拝いただいています」
とのことです。
こういうネガティブな出来事を、ポジティブに解釈する姿勢、素晴らしいですね。
たしかに、「どん底」を経験したら、
「これ以上は落ちない…」
と、腹をくくれます。
運気が凄く良い人というのは、ほとんど例外なく、この「どん底」を経験した人ばかりだと思います。
「どん底」」を経験すると、人間は、とっても強くなれるし、落ち着きます。
「名前のついたオバケは、もう怖くない」
とも、いいますね。
オバケというのは、正体がわからない時が、一番怖いのです。
でも、そのオバケに名前がつき、特徴や性格などがわかったら、急速に、恐怖心はなくなります。
また、
「底の深さがわかった底なし沼は、もう怖くない」
という話も、聞いたことがあります。
映画などで、よく、アマゾンの奥地に、探検隊が行き、「底なし沼」に、足を踏み入れるシーンがありますが、あれなども、その沼の深さがわからないから、怖いのです。
「わからない」
という恐怖心から、パニックになるのです。
だから、これが、精密機械で、超音波などで、深さを測定して、
「この底なし沼の底は、約25メートル下です」
などと、わかったら、急速に、恐怖心はなくなるだろうと思います。
明確にイメージができれば、恐怖心というのはなくなるのです。
案外、その「底なし沼」だと思っていた沼の深さは、実は、たったの1メートルくらいだったということに、気がつくかもしれませんよ。(笑)
「どん底」というのは、蹴飛ばせる「踏み台」にもなるという、メリットもあるのです。
子供のころ、沖縄の「ムーンビーチ」というビーチに、家族で、海水浴に行ったことが、ありましたが、その頃、少し泳げるようになったばかりだったので、調子にのって、一人で沖に向かって、泳いだことがありました。
そして、気が付いたら、背が立たないところまで、来てしまっていたのですが、そこで、また運悪く、脚が痙攣して泳げなくなり、溺れそうになってしまったことがありました。
最初は、バシャ、バシャと、激しく水をかき分けていたのですが、やればやるほど、水を飲むし、腕が疲れて、パニックになってしまいました。
その時、フッと、水泳の本に書いてあったことを、思い出して冷静になりました。
その本には、
「海などで、脚が痙攣などして、溺れそうになったら、まずは落ち着くことです。それから、まずは力を抜いて、息を吐き出し、水底に沈んでください。それから、足の親指を強く引っ張りなさい。そうすれば、痙攣もやわらぎます。それから、水底を強く蹴り、水面まで、一気に浮上するのです。その後、身体から力を抜き、仰向けに、ただ浮かんでいなさい。そして、少し休んでから、陸目指して泳ぐのです」
と書いてあったのです。
そして、その通りにやって、なんとか溺れずに、岸に上げることができたのです。
人生というものも、こういうものだと思います。
苦しくなって、溺れそうになった時、がんばって泳ぎ、態勢を整えるのもいいのですが、本当に、どうしようもなくなった時は、一度力を抜いて、あえて、「どん底」に落ちてみるという方法もあります。
そして、その底で痙攣した箇所を、冷静になって速やかに治すのです。
そのあと、その底を蹴っ飛ばし、浮上するのです。
底まで降りないと、蹴っ飛ばすものがないのです。
「どん底」というのは、完全に休める場所でもあり、次の目標に向かって、勢いよくジャンプできる、ありがたい存在なのです。
だから、どん底を経験した人間は、強いのです。
これから、世界中で、ますます経済や政治が、大混乱してくると思いますが、アメリカなどでも、例えば、現在80歳以上の人たちは、それほど、不安には思っていないと思います。
なぜなら、1929年に、世界恐慌を、一度体験しているからです。
日本なども、これから、ますます激動すると思いますが、若い人たちに比べると、やはり、80歳以上の人たちは、それほど、不安ではないと思います。
なぜならば、日本は、70年以上前にも、「どん底」を、体験しているからです。
1945年頃の日本。
広島と長崎に、原爆が落とされた直後。
沖縄の地上戦。
東京大空襲。
これらも、日本の「どん底」です。
日本人は、こういう、「どん底」を、昔にも、何度も体験しています。
東日本大震災や阪神大震災も、そうですね。
そして、そこから、その底を蹴っ飛ばして、大きく浮上できたのです。
こう考えてみると、明るい未来も、イメージできますね。
大丈夫です。
これから、日本も世界も、どんどんよくなっていきます。
もしかしたら、私たちは、また、「どん底」を体験するかもしれません。
でも、それは、神様が、私たちに、それを蹴飛ばして、さらに大きく浮上するようにと、与えてくれた、ありがたい、「踏み台」なのだと思います。
海の底に落ちたら、落ち着いて、まず、上を見てみましょう。
それから、底を蹴飛ばして、浮上しましょう。
天から、美しい光が差し込んでいるのが、わかりますよ。
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