紀伊国ヒストリーツアー 5 エンリルとエンキ | 精神世界の鉄人のブログ

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UFOやチャネリング、霊、輪廻、超能力などの不思議な話題から、ビジネス、経済、政治、歴史、文化などの社会問題、そして、恋愛や結婚、ダイエット、旅などの現実的な話題まで、幅広く、日々感じたことを、書き綴ってみますね。

以前にも、書いたのですが、今回の旅行記の話の流れの中で、大切な内容だと思うので、再度書きます。




宇宙考古学者の「ゼカリア・シッチン」の説です。


地球文明の歴史は、大きく分けて、二つのグループの歴史で、構成されているそうです。

一つ目は、「アダムとイブ」から、スタートする、「人間の歴史」です。

二つ目は、「アヌンナキ」から、スタートする、「宇宙人の歴史」です。


前者の人間の歴史は、その子孫の名前まで、知られていて、たくさんの人が、その家系図を、知っています。

しかし、後者の宇宙人の歴史は、その子孫の名前まで、知っていて、家系図を知っている人など、ほとんどいません。

興味のある方は、いろいろ調べてみてください。

現在は、ネットに、その家系図も、公開されています。



重要な人物だけを挙げると、やはり、何回も紹介している「アヌンナキ」です。

この宇宙人は、「シュメール文明」や「エジプト文明」などに、大きな影響を与えたと言われています。

また、前回の「神武天皇」の話のように、日本の歴史にも、大きな影響を与えています。




アヌンナキには、二人の息子がいたそうです。

一人は、「エンリル(Enlil)」、もう一人は、「エンキ(Enki)」です。

諸説ありますが、この二人は、仲が悪かったそうです。

どうして、仲が悪かったかというと、当時の「人間たちの扱い」について、価値観や意見が、合わなかったようです。



この二人を、簡単に説明すると、下記のようになります。



「エンリル」の姿は、「人間型」で、現在の私たちと、変わらない人間の姿だったようです。

この宇宙人は、

「人間たちを、奴隷のままにしておこう」

と考えていたそうです。

そうやって、何も考えないほうが、幸せだと思っていたのかもしれません。

また、奴隷にするかわりに、サポートも、熱心にしていたようです。

見方を変えると、ある意味、過保護だったのかもしれません。



一方の「エンキ」は、「人間と爬虫類」が、混じったような姿だったそうです。

上半身は、人間で、下半身は、龍(蛇)のような半分爬虫類の姿だったそうです。

この宇宙人は、

「人間たちを、少しづつ教育していって、いつかは、宇宙人のと同じくらい賢い存在に、なってもらいたい」

と考えていたそうです。

知恵を与えることによって、だんだん、自立していくように、願っていたのかもしれません。

だから、サポートは、必要最小限にするというのが、基本的なスタンスだったみたいです。

ある意味、放任主義ですね。



左の人間の姿の宇宙人が、エンリルです。

右の下半身が龍(蛇)の姿の宇宙人が、エンキです。

この絵の中でも、喧嘩していますね。






この絵は、左側のエンキが、右側の人間たちに、「星の秘密」、つまり、現在でいう「占星術」を、教えているところだそうです。

「知恵を与える神」が、「エンキ」だったということです。






この身体の下半分がヘビだった、「エンキ」が、聖書の中で、アダムとイブに、知恵を授けた、「ヘビ」です。

右側の木に巻きつきながら、アダムとイブに、「知恵の実」である、「リンゴ」を食べるように、勧めている場面です。






この行為に対して、エンリルが、激怒したようです。

それで、アダムとイブを、エデンの園から、追い出したようです。

「追い出した神」が、「エンリル」です。

その頃から、人間の姿をしたエンリルという宇宙人が、半分ヘビの姿をしたエンキという宇宙人を、「悪魔」にしたそうです。

つまり、聖書に出てくる「神」は、「エンリル」で、「悪魔」が、「エンキ」ということです。

エンリルの価値観に合わないエンキを、悪者にしたということです。



それから、さらに、人間の歴史は、このエンリルとエンキという二人の兄弟の喧嘩の影響を、受け続けます。


アダムとイブの10代目の子孫である、「ノア」の時代に、二人の喧嘩が、一度頂点に達するみたいです。


エンリルは、自分たちの姿に似ていながら、中途半端に、知恵をつけた人間たちを、嫌悪していたそうです。

天変地異を起こし、人間たちを、全員殺そうとしたようです。

それが、「ノアの大洪水」の話です。

しかし、結果的には、エンキが、ノアを含む、一部の人間たちを助けたみたいです。






このように、地球の宇宙人グループには、「エンリル派」と「エンキ派」という二大グループができて、両者が争いながら、歴史が展開していったようです。




簡単に、まとめると、

「人間を、奴隷にしたままにしておこう」

という価値観のエンリルが、つくったのが、「ユダヤ教」や「キリスト教」などの「宗教グループ」みたいです。

一方、

「人間は、知恵をつけながら、いつかは自立するべきだ」

という価値観のエンキが、つくったのが、「ゾロアスター教」や「ミトラ教」、「グノーシス主義」、「フリーメーソン」などの各種の「秘密結社グループ」という流れみたいです。

日本の「密教」、そして、沖縄で、神様を意味する「ミルク神」などは、この中の「ミトラ教」からの流れが大きいという説もあるようです。




地球の歴史の様々な出来事に、この二人の宇宙人兄弟の価値観の違いが、間接的に、遠因として、影響を与えてきたと、ゼカリア・シッチンは、主張していたようです。







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