霊的な衣をまとった神様のかけら | 精神世界の鉄人のブログ

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UFOやチャネリング、霊、輪廻、超能力などの不思議な話題から、ビジネス、経済、政治、歴史、文化などの社会問題、そして、恋愛や結婚、ダイエット、旅などの現実的な話題まで、幅広く、日々感じたことを、書き綴ってみますね。

「精神世界の鉄人」というブログを、長年書いているのですが、ここで、もう一度、

「精神世界とは、なんだろう?」

と考えてみましょう。


もともと、霊的な世界は、言葉で表現できない世界なのですが、それを、あえて、言葉で表現してみますね。



一言で、「精神世界」と言っても、人によって、言葉の定義も違うし、イメージするものも、バラバラだと思います。

宗教団体のように、皆が、共通の「教義」などもたずに、自由に、意見を交換しあえるのが、この業界の良いところだと思うので、意味や定義を、統一などしなほうが、いいのかもしれません。

ただ、たまには、原点を振り返って、いろいろな意味を、まとめる作業も、大切だと思うのです。




21世紀に入ってから、日本では、「スピリチュアル」という単語が、流行りだしました。

「スピリチュアリティ」という名詞よりも、「スピリチュアル」という形容詞および形容詞的使用のほうが、一般的になったことが、現象そのものを、よく現していますね。

つまり、「スピリチュアル・ジャーニー」だとか「スピリチュアル・コスメ」、「スピリチュアル・マーケティング」のように、

「日常の生活の中でも、心や命を大切にしよう」

という意識が、人々の中に浸透しはじめてきた、ということです。

単語にも、流行があり、50年以上前は、「心霊現象」だとか、「形而上学」などど、表現していました。

それから、しばらくして、「ニューエイジ」だとか、「精神世界」というような単語が、少しづつ、広がってきたみたいです。




「ニューエイジ」について、触れておきます。

ご存知のように、「ニューエイジ」という動きは、1960年代後半から、主に、アメリカで始まったと言われています。

特に、アメリカの西海岸は、現在も盛んのようです。


この動きは、学者によっても、いろいろな見解があり、一概には言えないのですが、中には、この動きを、18世紀の「オカルト・啓蒙主義」までさかのぼる学者もいて、神秘家、スウェーデンボルグから始まったとか、19世紀の神智学のブラバッキー夫人が、源流だとか、あるいは、もっとさかのぼり、グノーシス主義や、錬金術、古代宗教などにも、起源があるという説もあります。

ルドルフ・シュタイナーや、クリシュナムルティ、そして、ネイティブ・アメリカンなどの下地も、あっただろうと、言われているようです。


また、「ニューエイジ」と「精神世界」は、同じ意味に解釈されていますが、「精神世界」という日本語は、もともとは、1978年の6月に、新宿の紀伊国屋書店で、「精神世界の本」というブックフェアが開催され、この時から、この言葉を、日本の出版界が、使用するようになったことが、始まりだという説もあるようです。

日本の「精神世界」には、既存の「古神道」や「仏教」、「祖先崇拝」、「いたこ」、「ユタ」などの日本的霊性が、含まれるようです。

それに対して、「ニューエイジ」は、西洋的な科学的合理主義が、いきづまった後に、アメリカの科学者たちが、

「どうも、これまでの科学では、ダメなようだ」

と気がつき、それを、東洋の禅や、仏教思想などに視点を移したことに、始まっているようです。


「精神世界」という分野は、「思想の逆輸入」という捉え方もできます。

つまり、もともと東洋にあった思想を、西洋人が、科学という手段を用いて、徹底的に検証したものを、また日本が、受け入れたものということです。

アメリカでは、その中でも特に、1962年のエサレン研究所の設立や、ベトナム戦争の泥沼化、LSDによる脳の研究、量子力学などの進歩などが、その動きに、拍車をかけたようです。


「ニューエイジ」や「精神世界」、そして、「スピリチュアル」という単語は、上記のように、専門的に解釈すると、歴史や思想など、いろいろ違うと思いますが、一般的には、それほど、大きな違いはなく、だいたい同じものだと、思っていてもいいと思います。



「精神世界の業界」というのを、簡単に表現すると、

「不思議なことは、好きだけど、組織や団体が、苦手な人たち」

と言っても、いいかもしれません。

それまでの宗教団体などの祖組織的な縛りが、苦手で、

「もっと自由に、自分自身で、いろいろな真理を、探求していきたい」

という考えかたの人が、多いような気がします。




最近読んだ本に、素敵なことが、書いてありました。


○「力(フォース)を使え」 田口ランディ 秋山眞人 著 JMA・アソシエイツ 1500円


大好きな秋山先生と、田口ランディさんの対談本です。

面白い内容です。

秋山先生の若い頃の写真も、掲載されています。

現在と、雰囲気が、まったく違いますね。


この中で、秋山先生が、やはり、本来の言葉の意味から、「精神世界」の意味を説いています。



「精神」とは、もともとは、統合的な人間の本質を現わす言葉だったそうです。


「精」というのは、妖精の精で、見えない霊的な筋肉のようなもの。

「プラーナ(呼吸や息吹を意味する)」、「体にまとわりついているフィールド(磁場エネルギー)」、「フォース(超常的エネルギー)」などのことだそうです。


「神」というのは、文字どおり、神様の神ですが、もっと細かい意味は、

「外側の彼方にある時空を超越した意思、そのかけらが、ここにある」

という意味だそうです。


「精」と「神」の二つを合わせて、直訳すると、「精神」とは、

「霊的な衣をまとった神様のかけら」

という意味になるそうです。

秋山先生の訳、美しい表現ですねー!


さらに、「世界」とは、仏教用語で、「三重になっている時系列的な空間」、「三千世界」の意味だそうです。


だから、「精神世界」という文字を、全部合わせると、

「人間が、霊的な衣をまとった神様のかけらであることを、この世界で、表現しようとする行為」

という意味になるそうです。

少し私なりの解釈も、いれましたが、だいたいこういう意味だそうです。




う~ん、「霊的な衣をまとった神様のかけら」という表現が、心に、じ~んと静かに響いてきます。

「精神世界」って、やっぱり、素晴らしい世界ですねー!







PS 秋山先生と田口さんの対談、とっても面白いです!

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