1994年ぐらいだったと、思うのですが、新聞の一面に、
「ネッシーの写真は、嘘だった。世紀のインチキ写真!」
という見出しで、「ネッシー」の話題が、掲載されました。
その当時、会社勤めを、していたのですが、職場で、上司が、
「トーマ君、残念だったねー。君は、こういうのを、信じているようだが、やっぱり、全部、嘘だったんだねー。これからは、あんまり、夢みたいなことばかり、追いかけていなくて、もっと、現実を、みるようにしなさい。さあ、仕事だ、仕事だー!」
と話しかけてきました。
私は、この発言に、ビックリして、しまいました。
理由は、いくつか、ありますが、箇条書きすると、
一つは、その「ネッシーの写真」は、30年以上前から研究から、
「インチキだ!」
と主張されていた写真だったこと。
その時期に、また、騒ぐということは、必ず何か、裏が、あるということ。
もう一つは、「ネッシーの写真」は、数千枚あり、そのうちの一枚が、インチキだったからといって、ネッシー自体の否定には、ならないということ。
さらに一つは、ネッシーのような恐竜の生き残りの生物を、完全否定しようと、思ったら、地球上の全ての地点を、同時に、調査するぐらいのことを、しないと、完全否定は、できないので、完全否定は、現実問題として、かえって、人間には、難しいということ。
最後の一つは、有名な新聞が、否定したからといって、すぐに、その記事を、信じ込むという思考パターンが、あまりにも、単純すぎるということ。
だいたい、上記の四つの理由で、呆れて、しまいました。
「UMA(未確認生物)」に、限らず、超常現象全般には、「専門家」という人たちが、世界中にたくさんいます。
とても、賢い人物が、多いです。
そして、大切なことは、いわゆる「素人が、考えるようなこと」というのは、これらの専門家達は、とっくの昔に、考えているということです。
あらゆる可能性を、考えて、それでも、疑問が、残っているので、研究を、続けているのです。
「超常現象」のテレビなどを、観ていると、ほとんどの否定派の学者は、「常識」で、考えようとします。
しかし、この発想は、根本的に、間違っています。
もちろん、常識は、大切なのですが、超常現象というのは、たくさんの専門家が、現在の科学で、考えられる限りの常識で、考えつくした結果、どうしても、常識では、説明できない現象を、「超常現象」と、判断しているのです。
「専門家」以外の人たちは、
「この現象を、また、常識で、考える」
ということを、やってしまうのです。堂々巡りです。(笑)
「ネッシー」なども、よく、「生態系」や「食物連鎖」などの問題から、疑問視されるのですが、それも、「3次元の中」だけでの発想です。
矢追純一さんのように、
「全ての動物は、人間の意識が、瞬間、瞬間に、この世界で、創り出している存在だ」
という観点から、考えた場合、簡単に、説明が、できます。
つまり、私たちの意識が、
「ネッシーは、いない!」
と思えば、消えて、
「ネッシーは、いる!」
と思えば、この地球上に、出現するということです。
同時に、他の、「雪男」、「サスカッチ」、「ビッグフット」なども、私たちが、「いる!」と思えば、いるのだと、思います。
数百年前までは、ヨーロッパでは、「マウンテン・ゴリラ」なども、「UMA(未確認生物)」として、扱われていました。
だから、そのうち、このような生物も、確認されると、思います。
大切な事は、素粒子の性質が、最近の物理学で、どんどん、明らかに、なっているのですが、
「私たちの生きている、この世界は、従来のニュートン物理学に、代表されるような、カチッと、固定されているような世界では、なく、もっと、柔軟性に、富んだ、不思議な世界らしい」
ということが、だんだん、わかってきている、ということです。
簡単に言えば、
「何でもありの世界」
だということです。
その人間が、考えている世界観が、そっくりそのまま、その人間の世界に、なるということです。
超常現象を、信じない人間には、いつまでたっても、なにも、起きないし、信じる人間には、次から次へと、奇跡のような現象が、起きるということです。
もっと、わかりやすく、説明すると、
「私たちは、死んで、霊に、なるのではなく、生きている今の瞬間が、すでに、霊なのだ。死んで、霊界に、いくのではなく、この世界が、すでに、霊界なのだ」
ということです。
大学時代、大親友に、S君という奴、がいました。
二つ年下でした。
彼とは、学生時代、よく徹夜で、格闘技、恋愛、人生について、語り合ったのですが、彼は、大学を、中退し、いきなり、自衛隊に、入隊しました。
彼は、
「トーマさん、戦争について、いくら、本を、読んでも、わかりません。自分は、直接戦場に、行って、この目で、戦争というものを、体験してみたいです」
こう言って、周りの友人たちの反対を、押し切り、当時、問題になった、「PKO部隊」に、志願したのでした。
結局、戦場には、行かなかったらしいのですが、彼と、その2年後、東京で、再会しました。
自衛隊の中の、「空挺部隊」という部隊の中の、さらにエリートの集団に、所属していました。
彼からは、その時、興味深い話を、聞きました。
「トーマさん、自分は、自衛隊の訓練で、北海道に行った時、不思議な体験をしました。ある訓練の夜、運悪く、部隊からはぐれ、ある山の奥に、迷い込んだのですが、遠くに、キャンプしている集団を、見つけたので、助けを求めて、近づいたのですが、その集団に近づいて、驚きました。なんと、その集団は、人間の集団ではなく、キタキツネの集団だったのです。皆で、輪になって、真ん中に、火を、焚いて、その火を、一匹、一匹が、飛び越えるという儀式のようなものを、やっていたのですよ。そして、不思議なことに、彼らの顔が、半分人間のようだったのです。本当の話ですよー」
こう言ってきました。
彼の性格からいって、嘘を、ついたりするような奴では、ないので、おそらく、事実だろうと、思います。
その後、彼が地元の人に、話したら、
「あなたは、見ては、いけないものを、見てしまいましたね」
と意味深なことを、言われたそうです。
「狐」や「狸」が、人間を、からかう話は、昔から、日本に、ありますが、これなども、案外、馬鹿に、できない話かも、しれません。
「動物」も、全ての姿を、人間に、見せているわけではないかも、しれません。
小学校4年生の夏、沖縄で、家族と親戚で、お墓参りに、行きました。
皆で、ご先祖様の前で、食事をした後、一人で、散歩に、行きました。
そして、ある草むらの中に、不思議な生物を、見つけました。
「あれっ? これは、なんだろう?」
と思って、近づいて、見てみると、全長10センチぐらいの、茶色のトカゲのような生物でした。
最初は、トカゲだと、思ったのですが、足がありません。
ちょっと、触ってみたりしたのですが、ちゃんと、生きていました。
それまで、見たことが、なかったので、しばらく、戸惑っていたのですが、身体が箱型で、尻尾が、短く、蛇のような姿を、していることから、だんだん、その生物の正体が、わかってきました。
「ツ、ッツ、ツチノコだー!!」
思わず、大声を、上げてしまいました。
もう、大感動です。
周りには、誰も、いませんでした。
誰か、呼びに、行きたくても、その間に、逃げられては、困るので、その場を、動くこともで、きませんでした。
しばらく、10分ぐらい、「ツチノコ」に、見惚れていました。
最初は、普通の蛇が、何かを、飲み込んだために、そのような姿に、なったのかとも、推測しましたが、骨格そのものが、「ツチノコ」の骨格でした。
本の挿絵でしか、見たことがない、「幻の生物」が、目の前に、存在しているのです。
こればっかりは、体験した人でない限り、わからない感動でしょう。
「四葉のクローバーを、見つけた時の、1万倍の感動!」
とだけ、表現して、おきましょうか。
あの時のことは、今でも、よく、覚えています。
しばらく、ツチノコと、二人っきりで、いろいろなことを、語り合いました。
「ありがとう、僕の前に、現れてくれて、きっと、何か、神様が、僕に、伝えたいことが、あったんだね。もしかしたら、もう、一生、会えないかもしれないけど、この日のことは、忘れないよ。じゃあね!」
こう言い残して、その場を、離れました。
それから、家族や親戚に、
「ツチノコだよー! ツチノコがいるよー、このお墓には!」
と話しました。
案の上、誰も、信じてくれませんでした。
姉や妹を、その場に連れていくと、もう姿を、消していました。
その後、小学校で、友人に、話しても、誰も、信じてくれませんでした。
大学時代に、コンパで、この話をすると、、全員から、馬鹿にされました。(笑)
その後、
「ツチノコを、捕まえた方には、賞金2000万円、差し上げます!」
などの広告を、見たりして、なんともいえない気分に、なりました。
ある動物学者によると、沖縄には、「ヒメハブ」という「ハブ」の一種が、いるのですが、この中に稀に、奇形が、生まれ、これが、「ツチノコ」のような身体に、なるそうです。
まあ、私にとっては、こういうことは、大して重要なことでは、ありません。
大切なことは、あの遠い日に、「ツチノコ」を、目撃したことにより、
「世間の常識というものが、絶対ではない」
のだという、「大きな気づき」を、もらったということです。
「ツチノコ」を、触ったことがある人間など、まだ、あまりいないので、「精神世界」の仲間たちからは、よく、うらやましがられます。(笑)
おそらく、「ツチノコ」も、私の意識が、創りだしたものだったのだろうと、今では、思っています。
そして、もしかしたら、私が、この世界に生まれる前に、
「地球は、意識が、創りだすゲーム場である」
ということに、気づくために、予め自分が用意しておいた、「布石」だったのかもしれないと、今は、考えています。
☆私が、子供の頃に、目撃したツチノコは、まさに、こういう姿でした。
以上
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トーマ
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