ミドルエイジの武器⑤ 感性が鈍い |  「カラダ」と「ココロ」をととのえ若返り! とまりしゅんいちろう のブログ

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「考えて食べる」を実践し、そのうえで「カラダ」と「ココロ」をととのえる健康寿命ナビゲーター とまりしゅんいちろうによる情報パワーステーション

 


 

今日のブログは、

日々の生活の中で生じる

様々な物事に対し、

ストレスフルな毎日を過ごす

あなたに、


 

やや過激かもしれませんが、

ココロがスッキリする

内容となります。


 


 

皆さん、こんにちは。

自ら行う「セルフ・リラクゼーション」で

カラダとココロを整える、

健康寿命ナビゲーターの

とまりしゅんいちろうです。


 

こちらのブログでは、

あなたの食と美容と健康に

役立つ手軽にできて

効果のある情報をお伝えしています。


 

ありませんか?

日々の人間関係で

ギクシャクしたり、

ささいなことで

ココロがざわついたりすることが。


 

仕事や家事の

強いプレッシャーに

押しつぶされそうになる

気持ちになることが。


 

そんなあなたに、

吉報です。


 

元マイクロソフト日本法人の代表で、

様々なベストセラーを数多く出版され、

その歯に衣着せぬ発言で

多くの読者を魅了されている

成毛眞先生の著作の

引用です。


 


 

その題名も

40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい」


(笑)


 

気に入ったことだけでも

いいのです。


 

ぜひ実践してください。


 


 

歳をとると感性が鈍くなると、

よくいわれる。

これは老化だけが原因ではなく、

日々、面白くない仕事を

しているから鈍くなっていく

のではないだろうか。

楽しくない仕事やクリエイティブ

でない仕事を続けていると、

精神が疲弊する。


 

無感動になって寿命も

縮む。しかし、無感動な

精神状態でなければ、

つまらない仕事は続けられない

だろう。


 

有名な絵画を観るため

美術館に長蛇の列ができるのは、

感動”を手軽に経験したい

からかもしれない。


 

多くの人は感動に飢えているのだ。


 

いまミドルエイジになっている

人は、すでに長い年月を

かけて鈍感さを獲得してきた

はずである。だから、いまさら

感性を磨けといったところで、

無理がある。


 

それなら、せっかく身につけた

無神経さ、鈍感力をどう利用

すべきかを考えるべきだ。


 

ビジネスにおいては、ときに

えげえつないことをやらねば

ならない場面がある。


 

あまりに繊細な人がビジネス

に向かないのは、そのためだ。

そこで鈍感力が役に立つ。


 

一方、若者には、まだ鈍感力

がない。

よく、最近の若者は打たれ弱い

と非難される。何か注意されても

すぐに会社を辞めてしまったり、

うつになったりして扱いずらい。

うまくいっているうちはいいが、

一度つまづくと立ち直れなく

なる傾向がある。


 

それは感性が豊かで鋭いから、

傷つきやすいのだ。


 

若い人が出世したがらないのは、

自分にとって面白くない仕事

でお金を稼ぐよりも、

毎日の生活のなかでの満足感

や、ボランティアをして社会に

貢献することなどに楽しさや価値を

見出そうとしているからでは

ないかと思う。


 

その点では、いい会社に入って

出世することに重きを置いてきた

世代より、人間としてまともな

感覚をもっているのかもしれない。


 

いま、社会や経済の状況は

世界規模で変化しようとしている。


 

多くの国で人口の高齢化が

進み、経済は行き詰まり、

グローバル化をめぐって

いがみ合いをするという世界的

な傾向がある。


 

日本は少子高齢化でも、

バブル経済崩壊後のデフレ不況

でも、世界でも最先端を走って

いるといえる。世界的にみると、

日本の勢いは失速しているだろう。


 

打たれ弱く、ナイーブな若者は、

そのような時代の端境期の

産物である。今後の彼らが

どうなるかはわからないが、

時代が動いているという

意味では楽しみだ。


 

しかし現在、ことビジネスに

おいては、打たれ弱く、

ナイーブであることが有利に

作用する場面は少ない。


 

世界のマーケットに目を向ける

なら、なおさらである。


 

たとえば、中国人はしたたかで、

節操がない。

世界中どこでも商売を始め

ようとする中国人だが、

いざ始めてもすぐに潰れて

しまうケースがあとを絶たない。

なにしろ、最初の見込みが甘い

からだ。事前にマーケティング

すらせず、きちんとした事業計画

など描かない。

いつまで続くかわからないから、

強引な商売をやりたがる。


 

潰れたとしても、「運が

悪かった」くらいにしか

彼らは考えない。

しかし、何度もやっているうちに

当たることがある。

そういう意味でのしたたかさ

は、世界一だ。行き当たりばったり、

その場しのぎの商売で儲けよう

とするから、のちのちの責任

など考えずに、火鍋にケシを

いれて客をアヘン中毒に

させたりする。


 

商売のやり方としてはひどいものだが、

中国人のどこでもチャレンジ

精神は、見習うべきところが

あるだろう。


 

このような人たちを相手に

ナイーブなことをいっていたら、

いいように利用されるだけだ。

なにがなんでも、とにかく

売り抜けようとする彼らに、

ナイーブな日本の若者は

勝ち目はない。その意味では

鈍感力を獲得したミドルエイジ

のほうが、若者よりも大胆に

対抗できる素地がある。


 

グローバル化の世界では、

ミドルエイジの鈍感力にこそ

期待できるのだ


 

ただし、精神や心を疲弊させる

楽しくない仕事からは、

なるべく早く足を洗うべきだ。


 

それこそナイーブな若者

にどんどん任せて、鈍感力を

鍛えてあげればいい。


 

ミドルエイジともなれば、

社会や他人に貢献したり、

創造的な仕事をしたりできる

ようにしたい。会社にはこれ以上

貢献しなくていいので、

世のなかで必要とされる

人をめざすのだ。


 

喜びや誇りは数値や金額で

表せないが、もっとも大切な

財産である。


 


 


 


 


 


 


 


 

成毛眞「40歳を過ぎたら、定時に帰りなさい」参照