いや〜、昨日せっせと書いたオススメ本紹介が文字数オーバーで投稿できないよ!と忠告受け、前半は保存されてるから後半だけコピペして…とかやってるうちち、なぜか前半が消滅してしまってました
というわけで後半。いや前半。
わたくし、読書が大好きなんですが読むのは遅いんです。
しかもご飯の後に読んでいたらいつの間にか眠くなってしまったり。
だから世の中に溢れている本の中で一生に読めるのは何%?!とか思うと、読書タイムが貴重で貴重で。
「読みたい本リスト」を読書メーターというアプリで管理してます。
今回はそのリストの中で読んだ本の中からさらに厳選してオススメ本をご紹介しようということコーナー。
始まりまーす
【あらすじ】
少年時代、チェロ教室の帰りにある事件に遭遇し、以来、深海の悪夢に苛まれながら生きてきた橘。
ある日、上司の塩坪から呼び出され、音楽教室への潜入調査を命じられる。
目的は著作権法の演奏権を侵害している証拠をつかむこと。
橘は身分を偽り、チェロ講師・浅葉のもとに通い始める。
師と仲間との出会いが、奏でる歓びが、橘の凍っていた心を溶かしだすが、法廷に立つ時間が迫り……
込み入ったストーリーなのにイライラせずに感情移入できる素晴らしき本。
読んでいたら自分も音楽教室に通いたくなってしまった。
音楽を通した出会い、発表の緊張感、仲間の存在、そして先生との関係、全てが魅力的に感じて。
これが全著連からのスパイという立場でなかったらどんなに良かったか…と思ってしまう。
一方で、音楽の公衆の前での演奏にお金が発生することについて、これまでは何で?と思っていたが、作曲者への報酬なのだという当たり前のことにハッとさせられた。
しかし音楽教室では楽譜の購入は必須だと思うが、講師が生徒の前で演奏せずに教えるのは ………無理だよなぁ。
【あらすじ】
若い頃読んで「とても良かった。好き!!」と思ったのに内容をすっかり忘れてしまっていたので再読。
44歳の今読んでも「とても良かった。好き!!」と言える作品だった。
自信の持てない、一つのものを愛せないという劣等感を持つ女性が前向きに生きていくまでの話。
そこまでには長い年月とたくさんの経験と感情がある。
若い人にこそ読んで欲しい一冊。(あ、もちろんおじさん、おばさんも読んで欲しいです)
【あらすじ】
どんな攻めをも、はね返す石垣。
どんな守りをも、打ち破る鉄砲。
「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、究極の戦国小説!
大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開ける――。
本作、直木賞受賞作。
納得。
私内でも満場一致でとまと賞ですわ!!
歴史小説は説明が多くて読みにくい、もしくは説明が少なくて理解しにくいの二択だと思っていたのですが、本作はかなりのボリュームなのに3日で読み終わったという、まさに「夢中で読みました」系ストーリー。
とにかく登場人物の描き方が素敵で惚れてしまいそう。
命をかけて石垣を築き、城をそして城主を守ろうとする男の話。(ちょっと恋愛っぽい話もあって)
【あらすじ】
大学時代の友達と従兄と一緒に山奥の地下建築を訪れた柊一は、偶然出会った三人家族とともに地下建築の中で夜を越すことになった。
翌日の明け方、地震が発生し、扉が岩でふさがれた。さらに地盤に異変が起き、水が流入しはじめた。いずれ地下建築は水没する。
そんな矢先に殺人が起こった。
だれか一人を犠牲にすれば脱出できる。生贄には、その犯人がなるべきだ。ーー犯人以外の全員が、そう思った。
タイムリミットまでおよそ1週間。それまでに、僕らは殺人犯を見つけなければならない。
この作品は万人にオススメできない。
特に閉所恐怖症の人や、物語の内容を引きずる人には向かないことを忠告しておく。
気分の入れ替えが早い私でも、読後1週間くらいは本作の結末のことを考えて暗ーい気持ちになったのだから。
読んでいる途中で「これは寝る前に読んではダメだな」と思っていたのにラストを読む時に夢中になって夜中に読了。
あ… 寝る前に読んではダメなやつだった……
全く予測できなかった結末に絶句。
文字通り「救いがない」。
以上、オススメ本のご紹介でした!
みなさんのオススメ本も知りたいです
まだの方はオススメ本紹介①もぜひどうぞ
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