ここのところずっと見ていたドラマ「コウノドリ」、見終わりましたえーん
もうね、本当に毎回大号泣笑い泣き
妊娠、出産にまつわることってなんでこんなにドラマティックなんでしょう。

※DVD BOXを快くお貸しくださったソニックさぁぁん! 感謝の嵐ですぶちゅーぶちゅーぶちゅー



下差しドラマ「コウノドリ」ですが、海外在住の方はAmazonにて一話ごとレンタルできます!
ティッシュを抱えて泣く準備万端で見てください笑い泣き




さて、本日は娘たちの誕生日の日にブログで書いた「医療の賜物のいのち①」の続きです。
上差し①は出産までの話でした。


今日は出産直後の話です。


夕飯後に急に決まり、妊娠30週で緊急帝王切開となったわたくし。
当時は実家(東京)から離れた奈良に住んでいました。前回も書きましたがこんな時に限って夫は島に出張中で、最終の船は出てしまっていたため駆けつけることは出来ませんでした。
頼みの綱は東京からの母!
しかし何しろ東京から奈良って、京都まで新幹線新幹線後ろ新幹線真ん中新幹線前 そこから乗り換えて奈良 という道のりでして、当然到着は緊急帝王切開後となりました。

つまり、だーれも親族のいない状況でたった1人、緊急帝王切開となってしまったわけです笑い泣き
私自身はドラマに出てくるようなピンチな状況には陥らなかったのは幸いでした。
緊急の帝王切開にも関わらず、主治医に加え研修医の先生も手術室に来て下さいましたよウインク
そして双子なので助産師さんもお二人。
もちろんNICUのスタッフもスタンバって下さってました。

医療の賜物のいのち。

この時に本当に感じました。


こうして(多分)順調に手術は終わり、夜11時ごろには東京から母が到着しました。


帝王切開での出産って陣痛を経験しないから楽だと思ってる人もいるかもしれませんね。
わたくし、実はこの後、息子は普通分娩で出産しておりますので陣痛も経験しましたが、結論から言うと  どっちもきつい です、はい。

この時は産後、子宮の戻りをよくするために悪露を出さないといけないらしく、定期的に助産師さんがやって来て、お腹をギューギュー押されますガーン
お腹をグルグルマッサージされますガーン
もう、それが絶叫ものの痛さで拷問タイムでした笑い泣き
助産師さん現れただけで
ダァァーーーおーっ! 
来ないでーおーっ! 
やーめーてーーーおーっ!おーっ!おーっ!
ってな感じです。

双子妊娠のため、子宮もかなり大きくなっていたのがググッと収縮する時に痛みがあるのですよね。
しかしわざわざ駆けつけてくれた母を心配させまいと、私なりに痛みを顔に出さないように頑張るのですが、呼吸がすごく浅くなるようでして。
モニターをずっと付けているので呼吸が浅くなるから酸素が少なくなり、痛みをこっそり堪えているのに思い切り「ピーンピーン注意って機械が鳴ってしまうんですキョロキョロ

やめてくれよ、痛いのこらえてるのバレるじゃんゲラゲラ


普通に予定帝王切開でも出産後はみなさんそんな感じですかね? 双子だったから子宮収縮の痛みが強かったのかな??

ちなみに緊急帝王切開でしたので思いっきり縦切りでおへその下までの長ーーーい傷となりました。
でもこれも出産した証ってことでニヤニヤ




そんなわけで超絶ドタバタした夜の後、朝が来ましたキラキラ

そして(夫も島から帰ってこられたし)車椅子に乗せていただき、NICUに連れて行っていただきました。


一般的に赤ちゃんを早産で出産したお母さんは「早く産んでしまってごめんね…」
と涙することが多いそうですが、私は
「ここまで私はこれ以上出来ないほど安静にしてきたんだから、私に出来ることは全てしたわ。ここからは新生児科のスタッフさんが頑張ってくれるんだからね、君たちも頑張りたまえ」
という気持ちでしたえーん
私がこんな風に思えたのは私の実姉が新生児科の医師で、現役でNICU勤務している後ろ姿を見ていたからということもあり、新生児科のスタッフを信頼する!って思えたからだと思います。
とにかくNICUのスタッフがものすごく頑張って下さっていることはとても理解できましたので、ただただ「よろしくお願いします!!」という気持ちだったのを覚えています。
(ちなみに姉もすぐに駆けつけてくれ、娘たちの担当医から直接専門的な説明を受けてくれたのもとても心強く感じました)


どんなにセンチメンタルになっても、産まれてきた赤ちゃんに良い影響ないから!
それより今できることをしないと!!


それが正直な当時の私の気持ちでしたね。


…あはは、私、やっぱり相当サバサバしてますねニヤニヤ




で、じゃあ今出来ることってなんだ?って思ったんですが、それがなんと「歩けるようになること」でした笑い泣き
若干28歳でもね、2ヶ月半ほとんど歩いていないと歩けなくなるんですよ〜 おいでニヤニヤ
産科の先生、出産までは「出来るだけ動かないで注意」と口を酸っぱくして言っていたのに、産んだ途端「とにかく動いて注意」に180度変わったしニヒヒ
初めてベッドから立ち上がった時なんて、もう本当に足がプルプル震えちゃって小鹿ちゃん状態でしたから


そんなわけで、早速リハビリ科のお世話になり、歩行器をレンタルさせていただきました。
子宮口を縛る手術以来、5週間以上導尿の管が付いていたのに突然取られるしーニヒヒ
ちょっ! これは自力でトイレに行けということですか!?
「そうだよ〜。とまとさん歩行器使って頑張ってトイレに行ってねちゅー
って…



鬼がいますぅーーー笑い泣き笑い泣き笑い泣き
だって私の足、小鹿ちゃん! プルプルしちゃう!



しかもですね、導尿の期間が長かったせいか、産後の浮腫が排出され始めたせいなのか分かりませんが、「尿意注意と、感じた時にはもう漏れる寸前って感じなんです。
ここで漏らしてはならないアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセ
と、小鹿ちゃんの震える足でガシガシ歩行器前に出して歩いてトイレに駆け込んでました滝汗

そんな必死な私の後ろ姿を見た助産師さんが「あらぁ、とまとさんもうスイスイ歩けるようになってるぅーちゅー」とお声掛け下さいましたっ!


違うんです!
漏れそうだったんです!!
駆け込んでるんです!!!
(必死)



そんなわけで、必死な歩行でのトイレへの駆け込みのおかげですっかり妊娠中の浮腫も取れ、退院する時は出産前の体重に。
この時は「わーい! 元の体重にもう戻ったぁニヤニヤ」と思ったんですが、その後の双子育児、甘くなかったんです。
娘たちが産まれて半年経つまでの間にすっかりやつれて平時の体重マイナス5kgに。


ううう…笑い泣き

学生時代の友達に会った時「とまと、痩せすぎてペラペラだよ。食べなさい!!!」と指摘されて初めて「ん? ペラペラ??」と気がつくほど半端ない育児生活でした笑い泣き

双子育児の様子、実はあまりの寝不足によりあまり覚えてないんですが、続きをまた書こうと思います。
誰の参考にもならないと思うんですが、自分の覚え書きってことで!!