「ＳＯＳの猿」伊坂幸太郎

SOSの猿




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☆☆☆

伊坂氏の作品が続いています。
今回は伊坂氏の作品としては私にあわず。
残念でした。
辛口コメントですが悪しからず！

ストーリーを書きたいですが、なんと書いていいのやら。
私には「西遊記」の孫悟空が突然現れることがかなり突飛な感じがして受け入れがたかったです。
そもそも「西遊記」自体をよく知らないので分からない部分も多かったように思います。
そして登場人物に魅力が感じられなかったので読んでいてちょっと苦痛でした。
「人の発するＳＯＳが気になってしょうがなく、自分が助けなきゃ！と思ってしまう人」とか「物事の因果関係をはっきりさせないと嫌な人」とか「ひきこもりの息子を心配するあまり、老け込んでしまった女性」などなど。う～～む。
唯一魅力を感じたのは辺見のお姉さんの母と次郎氏の母コンビですかね。
なんかふっきれた爽快感を感じました。

この作品、五十嵐大介という人のコミックと対になっているそうです。
正直読んでみようとは思っていませんが、もしかしたらコミック向きのストーリーかもしれませんね。


次に読む予定の作品
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永遠の0


淀川でバタフライ