非常に使い勝手の良い補助金として、人気がある北海道の新事業展開・販売促進支援補助金。
10月14日に第4次締切が終わったところですが、さっそく第5次募集が開始されました。
内容は第4次とほぼ変更なし。
一番注目していた事業完了期限ですが、1月20日です(第4次と同じ)。
11月11日申請締切
11月下旬採択発表
1月20日事業完了
と、かなりタイトな感じになります。
(北海道)新事業展開・販売促進支援補助金【第5回公募(原油高騰枠･第3次、通常枠第4次)】
【補助上限】100万円（デジタル技術を活用したコスト抑制300万）
【補助率】３／４
【公募期限】11月11日締切
【売上要件】2022年1月以降の任意の3ヶ月売上高と2019～2021年同月▲10％
【実施期間】7月1日～2023年1月20日
【備考】通常枠では2月25日までさかのぼり可能
まだ、公募情報は出ていませんが、北海道からこういう補助金が出るようです。
現在の原油価格高騰や電力不足の対策として、製造業に特化した補助金が出てきました。
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(北海道)製造業省エネルギー環境整備緊急対策事業(概要)
補助対象：道内に拠点がある製造業の中小企業
対象経費：省エネルギー設備
補助要件：下記の①②を両方満たすこと
①2022年4～9月のいずれかの月に支払った燃料費等の単価が前年同月より増加していること
②省エネルギー設備導入により、エネルギー消費量が年率10％以上低減が見込まれること
補助率：３／４
補助上限：500万円 (採択は約300社)
応募期間：未定
(※事業完了：2023年3月10日までに設備導入)
補助対象設備例：
・高効率機器・設備の導入
・太陽光発電設備の導入
・高効率熱源利用
・熱回収装置の導入
・高効率照明導入
・高効率ボイラー導入 など
北海道の新事業展開・販売促進支援補助金
これまでの採択率は
第1次 77.6％
第2次 58.1％
第3次 65.9％
と推移していて、概ね3社に2社採択となっています。
非常に使い勝手の良い補助金ですが、いわゆる募集要項が「手引き」という形で簡略化されていて「審査基準」の明記がなく、何が評価されてどうなったら不採択となるのかがいまいち分かりにくいのが弱点。
最新の募集要項の表紙には
「新型コロナウイルス感染症の影響や原油価格や物価高騰等に伴う経済環境の変化に対応するため、道内の中小・小規模企業が行う、新分野展開や新商品の開発、原材料コスト抑制等の取組、販売促進など新たな取り組みを支援します。」
とあるので、それを補助金の趣旨と捉えて、各要素を丁寧に説明するしかないと考えてヒアリングや申請支援を行っています。
最初、この補助金が出てきたときは、申請も簡単で出したら通るような情報が流布されていたので、そのノリで出して審査で不採択となった企業も多いのだろうな、というのがここまでの雑感です。
