長男(中2)の2024年を振り返ると、

ようやく精神的に安定しはじめた一年であった。


11月の中学校の定期テスト直前、

『ヤバい、勉強が間に合わない』と騒いでいた。

父は嬉しかった。それまで、テスト前でも焦ってもいなかったからだ。

テスト前に焦るということは、それだけテストを真剣に捉えはじめた証拠。


ただ、あまりに情けなく騒ぐので叱った。

『お前がサボった勉強は、この何日かの話ではない。何ヵ月の話だ。それをテスト直前になって騒ぐんじゃないよ』

『カンニングとか不正しなければ叱ることはないから、正々堂々悪い点取ってこい!それがお前のこの何ヵ月の結果なんだから』


以前は切り替えられずふて腐れていたのだが、

今回は『うん、わかった』と勉強していた。


空手道場では、『強く、優しく、潔く』なるよう繰り返し教えられる。

ちゃんと勉強してほしいが、それと同じくらい、息子には潔く育って欲しい。


文武両道というのは間違いなくあって、

勉強の成果=陸上の成果=空手の成果

だと伝えている。

前年に空手で黒帯を頂き、大きな大会で優勝し、

周りから『ちゃんとしている人だろう』とみられた。そこに人間性を付いてこさせる事に追われた1年であった。


2月 3月

型試合、組手の試合で共に敗退。

この敗戦があったから、『自分はまだまだ弱い』『もっと稽古しなければ』と痛感できたと思う。



5月
埼玉県空手大会
中学2.3年男子軽量級 優勝


昨年は『中学1年生の部』で出場していたが、
今年から『中学2.3年生の部』が多くなり、
上級生との対戦が増えた。
この後、6月、8月、9月と同部門で優勝し、上級生との対戦にも自信をつけた。

相手と同じくらいの身長、体重であれば、

パワー(筋力)
スタミナ(持久力)
エナジー(気力)

で勝っていれば簡単には負けない(技術で負けることはある)。
そこを相手より鍛えていれば学年は関係ないぞ!
と話をしていた。


9月
陸上の大会ではじめての入賞。
大して足は速くなかったのだが、走り込んでようやく出た成果に自信をつけ、陸上が面白くなってきた。





所属する誠真会館のみんなが応援してくれる前で、空手の大会で優勝。
喜びよりもホッとした気持ちが強かった様子。

とはいえ、10月、11月と空手では悔しい敗戦も続き安定せず。

11月
中学のマラソン大会で2位。
陸上部の仲間に競り負けたが、デッドヒートを繰り返し『見直したぞ!』と学校の先生方に誉められたようだ(いつも何をしているんだい?)。
昨年の11位から大きく伸びた。
『優勝するからランシュー買って欲しい』と、詐欺まがいの交渉術も覚えた。



12月
全日本ジュニアチャンピオンシップ
中学2.3年男子軽量級 3位


一年間の最大の目標である大会で優勝は逃すも、
3位決定戦では今まで負け続けた相手に初勝利。

体が大きくなった分ケガも増え、手指の骨折や腰痛を繰り返してきた。
今年も何度も負けたが、負けがあったから成長し、向上心を持てた。

一年間、決めたメニューの筋トレは必ず続けた。
陸上部で鬼のように走らされ、スタミナもつけた。
部活から帰ってすぐ空手道場へ、ふて腐れながらも通い続けて出席ランキング1位を取れた。
自宅でも、弟の面倒をよくみて家事も手伝った。
スマホも、父にガチ切れされてからはルールを守って使うことができた。
勉強は…


どれも『やらされた』感が強かったから、今年からは自分から積極的に取り組んで欲しい。

一般的に『中二病』とは、『思春期特有の不安定な精神状態による言動』と捉えられている。
長男の場合、空手を習っていることで自身の『振る舞い』や『言動』を考えられるようになった。

中2がいち早く大人への階段を上ることができ、
空手に感謝しています。