5/25(日) 空手大会@江戸川区



私が指導を担当する、空手道場

の『一般部クラス』からも選手たちが出場した。

(私は家庭の事情で応援に行けなかった)


空手道場には、ガンガン強くなって試合で勝つぞーという『ガチ勢』から、週一回体を動かせればなーという方まで色々な道場生がいて、それは素敵な魅力がある。


ただ組手の試合に出る選手となると、やはりガチになってもらわないといけない。

ケガもしてほしくない。

試合会場に行けばわかりますが、皆さん物腰は柔らかいものの完全なるガチ勢ばかり。

当然です。ヤらなければ、ヤられる場です。



『試合に向けての準備を万全にしたならば、

勝ち負けは気にせず胸を張って帰ってきて欲しい!』と、試合前は伝えている。


空手の試合に出場するだけでもスゴいことなのだが、

『試合に向けての準備を万全にする』を抜いて、

後半部分の『勝ち負けは気にせず~』だけを切り取って捉えないで欲しい。


本番への準備を大してせずに試合出場するが、たまたま勝ってしまう。

これは悲劇のはじまりです。

『この程度でも勝てた』とナメてしまい、

また準備をちゃんとせずに試合に臨むが、奇跡がおきることはない。

相手の強い攻撃を受け、簡単に気持ちが折れる。

自分で積み上げてきたものが無いから。

『ラッキー狙い出場』だ。

やがて、『勝てないから』と挑戦を止める。

そこではない。

もったいないのだ。


対して、準備を万全にして本番に臨んだが、負けてしまうこともある。

『何が足りなかったか』を考え、また次に臨めば良いのだが、親や周囲が誉めもせずに

『なんで勝てないんだ』

『あの人は優勝したのに』などと、

本人の準備を認めもせずに心ない言葉をかける為、次の挑戦を止めてしまう。

挑戦して文句を言われるくらいなら、

挑戦しない方を選んでしまう。

『ストッパー親』だ。

選手が可哀想な上に、

もったいないのだ。



指導員は本人の準備をずっと見てきているから、決して心ない言葉をかけたりはしない。

その準備がどれだけ辛いか知っている。

挑戦を誉め、戦い抜いたことを認め、その上で

『次はこう準備してみようか』と話す。


なぜ、準備準備としつこく言うのか。

皆、今後の人生で『本番』を何度も迎えるからだ。

入試、就活、面接、プレゼン、など。

プロポーズも!


『ここまでやれば結果はどうなっても構わない』

と思えるくらい、万全の準備を出来るようにしよう。

準備不足で何度も失敗してきた私が言うんだから、間違いない。


ちなみに今回優勝、入賞した選手は皆、

通常稽古のあとに自主トレで追い込んでいた。

毎回毎回、誰に言われた訳でもないのに、

『そろそろ帰るぞー』と声をかけるまで。

皆さん、仕事も学校も部活も塾もある中で。


自主トレをすれば確実に勝つ訳ではないが、

ほんの1%くらい勝つ確率は上がるかもしれないし、追い込むことが不安を消す唯一の手段だと知っていたのだろう。


試合の動画を観て、選手たちが誇らしかった。

苦しい接戦を制した最後のひと絞りは、あの自主トレの成果ですよ。



『試合で奇跡はおきません』

勝つ確率は自分の準備で上げていく。


『結果は準備で決まる』

今回結果が出なくても、また次やり直してみようぜ!