夜明けの海が哀しみの色に染まっている。

 

 5月11日の夜明け前、かんたろうが虹の橋を渡ってしまった。

 一緒に住み出してたった6年と2か月だった。当分立ち直ることができない。


 私にとっては肉親以上の存在だった。

 涙が止まらない。

 

 

 ゴールデンウィーク後半頃からカリカリの餌が食べられずペースト状の餌だけになり、多飲多尿の状態で5月8日かかりつけの病院を受診。口内炎の診断で抗生物質と痛み止めの注射を処方された。

 翌日夜ぐったりし嘔吐、食事ができなくなり、即再診し血液・尿検査の結果、糖尿病ケトアシドーシスの診断で、あっと言う間に急性増悪。翌日市内の大きな病院に入院後、半日で急死。 

 やせても、太ってもなく、糖尿病の気は全くなく、ぐったりしてからはたった1日少しで死亡。

 まだ信じられない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 嘘だと言ってくれ、かんたろう。

 もう一度会いたい。

 


 笑いながら帰って来た。いつものように寝ているだけにしか見えない。

 胸の重苦しさに我慢できなくなる。



 残されたトンも心配。

 夜中にこっそりかんたろうの祭壇に登っている。

 




 どうにか私はまだ生きている。

 ありがとう、かんたろう。

   また会いたい。