気がつくとゴールデンウィークも過ぎ、五月も終わりが近づいている。
ふと1ヶ月以上ブログを更新していないことに気づく。あまりの時の流れの速さにたじたじとなり、強烈な焦燥感に襲われ、果てしない虚しさを覚える。
ただ、こうやって毎日のように夜明けの海に向かってジグを投げ続けていると時を忘れ、何とも不思議な忘我の境地に陥ることがある。
魚が釣れなくても、圧倒的な自然を目の当たりにすると、何も考えない、恍惚とした愉悦感に襲われる。
海を見ている自由の時間。昔から憧れ、求めていたものはそれだけだった気がする。
「老後は毎日ただ静かに海を眺めているような幸せな老人になりたい」とテレビで誰かが言っていたのを思い出した。
この日久々に朝から晴れ渡ったので、気分を変えて近くの岸壁にサビキ釣りに出かけた。
エサはマルキューの「あとは釣るだけ」。これだと手も汚れず、匂いもない。
まだまだ、魚の活性は低く、他の釣り人はいない。
小さなムツ。
定番のイソベラ。
小アジだけ持って帰る。
高温でカリッと唐揚げにする。
ビールのつまみに最高。
サビキ釣りは手軽なのでまた行こう。
毎朝のルーチン。
台所に入れてくれと、ドアから覗くかんたろうとトン。
目が怖い。
ドヤ顔でこちらを見てくる。
暑くなったのか、トンは最近畳の上に寝そべることが多くなった。
仲の良さに思わず笑みがこぼれる。
虚しい毎日の繰り返しの中で、本当に癒されるひとときだ。
ありがとう。
おやすみ、かんたろう、トン。
長生きしろよ。
















