真夏の夜が明ける。
油照りの炎暑が始まる前、海辺でひとときの涼しさを味わう。
すると、ジリジリと熱を持った神々しい陽光が大空に突き刺さってゆく。
まさに光り輝く、燦爛たる真夏の日の出。
今週はツバス、シオ祭り。
地合いは10分から30分程度だか、連日釣れた。ツバスは40㎝位、シオも30から40㎝までが釣れ続いた。
朝日を浴びて煌々と輝くシオとツバス。
この日はツバス三匹。
この日は一匹のみ。
今の時期のこのクラスの魚はライトタックルで釣ればもっとたくさん釣れるのだろうけれど、私は一年中ヘビータックルのまま道具もジグも変えない。
オシアMHの竿にステラSW8000PG、道糸PE4号、ジグは60グラムのジクパラ。
この重たいタックルで自然と一体になり、昇りゆく神聖な太陽に向かって、毎朝全力で投げ続けることが爽快かつ豪快で、愉しいのだ。
当然フッキングも悪く、フックアウトも多い。
でも、このタックルで逃した魚はそれでいい。そんなにたくさん釣っても仕方がない。
さすがに、この時期は暑くて一時間も投げ続ければ汗びっしょりでへとへとになる。連日、腕も腰もぱんぱん。
しかし、ひと汗かいた後は朝から何とも言えない充実感に包まれ、一日中幸せな気持ちになる。
毎日、刺身、刺身。
食べきれないので、時々捌いた身を、隣の老夫婦にもらってもらう。
たまには寿司を買って、寿司飯とシオ、ツバスの刺身を一緒に食べる。シオは旨みが強いので寿司飯がよく合う。
人間、魚ばかり食べ続けられない。刺身があるのに肉も買ってきて食べてしまう。
魚が大嫌いな、かんたろう。
釣った魚を見せると顔をしかめ、手を振って逃げる。
肉も牛乳も卵も、何もかも嫌いだが。
かんたろうは限られた種類の、限られたキャットフードしか食べない。
食に慾がないのだろうか。
以前少しは食べていた鰹節も、今や全く食べなくなった。
でも、太ったまま。
暑いのか寝てばかりで運動不足なのか最近また大きくなったような気がする。
しかし夜中1時を回わり涼しくなってくると元気になって、私の枕元で小さく「ニャオーニャ」遊ぼうよ、と囁き起こそうとする。
おやすみ、かんたろう。
夜は寝ようよ。














