磯釣りの2日後、ゴカイを買って、近くの岸壁でちょい投げ。
釣り始めて30分で雨が降ってきたので終了。25㎝のキスとオオモンハタ、ヘダイ等小魚。
ゴカイが余ったので、次の日も同じ場所で1時間ほど、ちょい投げ。
18~24㎝のキス5匹、チャリコ、ヘダイ。
握り寿司用に捌いて、仕込む。
キスは軽く塩をして、8分ほど置く。
酒水で洗い、汚れを落として身をふっくらと仕上げる。
その後、湯霜にして氷水で冷やし、真昆布で2時間ほど昆布締めにする。
小魚も塩をしたあと、酒水で洗い、和三盆少々を溶かした酢で20分締める。
2日連続で寿司飯を炊いて、カツオも買ってきて、3日寝かしたイシガキダイも加えて、猫と一緒に寿司パーティ。
チャリコ、ヘダイ、イシガキダイ。キス昆布締め。
キス昆布締め、イシガキダイ、カツオ。
しかし、
魚を釣って、捌いて、仕込んで、寿司を握るのは至福のひとときだが、いざ食べるとなると何か孤独な侘しさを感じてしまう。
猫を相手に、秋の夜長をひしひしと感じつつ、独り手酌で熱燗を啜って寿司を口に放り込むと、山葵の香りとともに鼻の奥がすっと染みて、涙が滲んでくる。
深まる秋の気配に、しみじみとした孤独を味わう。
酔いに任せ、猫に話しかけながら、とぼけた表情の猫を見ていると、その視線の焦点がぼやけてきた。
猫の姿が霞んできて見えなくなり、涙がとめどなく溢れてきた。
そして、過去の、寿司を食べている場面の記憶が、次々と想い出される。
寿司は晴れの日に、みんなでわいわい言いながら、笑顔で摘まむものなのだ。
もう寝よう、悪酔いする前に。
おやすみ、かんたろう。












