昨年の赤服デモによるデパートの焼き討ち、そして軍隊による強制排除で91名の死者を出す、という悲惨な結末は記憶に新しい。軍隊によるクーデターでタクシンが追われ、司法クーデターでタクシン派政党が解党させられ、タクシン派の主だった財閥の口座は凍結させられ、マスコミ・クーデターともいえるほどの、情報操作で軍隊による市民の虐殺が黙認・正当化され・・・タイの政治には全く関心はないのだが、バンコク・ロングステイ日本人倶楽部から、メンバー宛に「注意喚起情報」が送られてくるため無関心ではいられなくなる。
3日の投票が3時に終わり、6時過ぎには大勢が決定(速すぎねぇ?)出口調査ではプアタイ党の議席数が313と出て、4時頃には大勝利が確定したようなものだった。しかしここはタイ、選挙管理組織による大不正で逆転、ということもありえるとか。ちなみに、タイでは投票に棄権した人は、以後6年間は国家公務員になれないらしい。いいかも・・・
最終的には/プアタイ党(タイ貢献党):265。デモクラット党(民主党):152。地域別では/北部・東北部でプアタイ党が圧倒。中部は(プアタイ党:45 vs デモクラット党:26。南部・バンコク都ではデモクラット党が圧倒。しかし、バンコク都で選挙管理組織による不正があった、という見方もあるとか。また、Bangkok Post がインターネット上で、今回の選挙結果を受けて緊急アンケートをとった?曰く「緊急アンケート。あなたは、今回の選挙結果に驚きましたか? Yes / No 」というもの。何故、このようなアンケートを?
軍に敵視され、司法に不公平に扱われ、マスコミには不当に扱われ(タイのマスコミは、情報管理されて、良心も無し)、そして、選挙管理委員会の嫌がらせ(不正)という4重苦も、「見えざる手」におびえる5重苦にも合いながら、どうして、プアタイ党、は大勝利を収めることができたのか? というジョ-クのこもった失笑を浴びたアンケートだったらしいが。
プアタイ党は3日に投開票されたタイ下院選で265議席を獲得。159席だった与党民主党を破り、タクシン派が3年ぶりの政権復帰を果たした。タクシン元首相派のプアタイ党を中心とする、タイの次期連立政権に新たに新民主党(下院議席数1)が加わることが7日決まった。連立に参加する政党は計6党、下院(定数500)議席数は300になる。
プアタイ党のプロームポン報道官は同日、8月2、3日に下院が召集され議長を選出し、8月8―10日に首相指名が行われるという見通しを示した。新首相はプミポン国王による任命後、組閣を行う。クーデターなどの異変がない限り、次期首相にはプアタイ党の比例代表名簿1位でタクシン元首相の妹のインラック氏が就任する。
ー News clip より
※ その頃日本では(写真)。参院予算委員会で自民党の片山さつき氏の質問に答える菅直人首相。閣僚らが中座した中で、ひとり答弁に臨む。「大臣みんな逃げたぞ」とのヤジも・・・自分ひとりで、この国を仕切っている、とでも血迷っているのか、保身のエゴイズムもここまでくると狂気じみている。これをなんともできない民主内部と野党。それを徹底追求しないジャーナリズム。経済界からははっきりとメッセージが出ている。もう献金一切しないぞ、とまで言わなければ動かないのか。
内閣不信任案、もう一度ださないのは何故?法的理由はなし、ただ前例がないだけ。前例のない首相・内閣に、前例のない対応をするのは当たりまえ。みんな選挙になるのが怖いのか。これが日本の現状だとすると・・・






