バンパッカード国境のゲート
「日本人のビザなし滞在90日に延長」これを期待して航空チケット(2ヶ月)を購入。しかし、実施されずに終わったため、観光ビザ(ツーリストビザ)を取るハメになった。タイ入国にビザは不要。イミグレで空路の場合は30日間(陸路では15日間)の「滞在スタンプ」がもらえる。これを他のビザと区別するためノウビザ(イミグレの人はポー30)という。
カンボジア・ツアー代4,700バーツ。ミニバス(トヨタ・コミューター)で片道3時間半。ラオスは3,300バーツ。ミニバスで片道6時間半。少々高めだが、ミニバスで6時間はきついので、カンボジアに決定。出発は(月)と(水)。ビザの期限は19日。11日(月)に申し込んだが13日(水)はクローズドが決定。このようにときどき大使館が休みになるという。結局、次の(月)18日に予約。19日の期限ギリギリの出発となった。
外国人が通過できるカンボジア国境は6ケ所。最もポピュラーなタイ側の国境は、①アランヤプラテート⇔カンボジア側はポイペット。他に、バイリン国境と呼ばれている国境には、②バンレム国境⇔ダウンと、③バンパッカード国境⇔ブロムの2つがある。④ハットレーク国境⇔ココン。⑤チョンチョム国境⇔オスマック。⑥シーサケット国境⇔チョアムサーガム(軍事衝突で紛争中。ビザ不可)尚、いずれの国境も開閉時間・入国不可等の越境環境は流動的なので事前確認が必要とのこと。
今回のツアーはバンパッカード国境(Ban Phakkad Immigration Checkpoint)。集合は18日 AM 01:30。オンヌット駅前のロータスパーキング入り口。BTSは最終24時。ロータス内マックで夜食と時間調整。同じツアー連中が店内でゴロゴロ時間潰し。24時閉店のマックは閉めるに閉められず。日本人は日本人同士(9人)各バスに乗車。パスポートのチェックをしてAM 02:30 出発~AM 06:30 バンパッカード国境到着。
タイ・イミグレオフィス、右奥から入出国
1日目。タイ・イミグレオフィスの階段下に、カウンター(カンボジア・イミグレ出張所)が設置してあり、その前に並ぶ。我々はツアー業者のスタッフの前に並び、カンボジア入出国手続き開始。事前にパスポートのコピーを業者にFAXで送っているので、スタッフがカンボジア入出国関係書類とタイ観光ビザの申請書を作っている。カウンターでそれらの書類6箇所にサインして、パスポート・パスポートコピー1枚・写真3枚渡して・・・何やら聞かれたが分からず、一緒にいた日本人に教えられ、ビザの種類と判明。ツーリスト(観光)ビザのシングルと答えて手続き完了し、パスポートを受け取る。
AM 08:00 タイ・イミグレーションオープン。階段を上がり、タイ出国イミグレ窓口でパスポートに出国スタンプをもらってタイ出国・・・その前に、右奥の階段を降りてすぐ左側に、またビザツアー業者数社が共同で使うデスクがある。そこで、先ほどカンボジア入出国手続きをしてくれたスタッフにパスポートを渡す。混雑もなくすんなりゲートを通過してタイ出国。スタッフはそのまま、パスポートと書類の束を抱えて、プノンペンのタイ大使館へ走る。片道6時間。大使館からのパスポート返却が遅いときは延泊となり、3日目の出発となる。延泊になるかは、明日2日目のPM 03:00 頃までに、業者から連絡が入ることになっている。
ホテル右奥がカジノ
我々はホテルの送迎車に乗り込み今夜の宿、ダイヤモンド・クラウンホテルへ。AM 09:00 頃チェックイン。1人1室ツイン。食事は、2日で3食無料。隣接するカジノのレストランでバイキングスタイル。タイ料理は苦手なのだが、意外に美味かった。チェックイン以降、2日目の PM 03:00 頃まで自由時間。隣のカジノを見学する。
セキュリティコーナーはなかったが、帽子をかぶったまま入ったら、取れと注意された。撮影はもちろん禁止。派手な飾りはなく、そこそこ豪華で実用主義。ゲームはスロットマシーン・バカラ・ブラックジャック・ルーレット・ビッグ&スモールなど。ギャンブル好きな人には充分楽しめる規模で、レートも台により各種あり最小 25~50バーツ。遊ぶだけなら1000バーツもあれば足りるそうだ。
タイ国内ではカジノは違法。そのため、ここのお客はタイ人が主流。タイ各地にも非合法のカジノが存在するが当然違法。摘発されれば逮捕・拘留されるので、旅行者は絶対に足を運ばないようにとのことだ。タイに来るきっかけになったラスベガスだったが、ギャンブルに興味はなかったのでゲームはパス。目立つのは客より多い?ディーラー。白のブラウスに赤のリボンとグリーンのベスト。黒のタイトのミニスカート。女の子を物色しただけでホテル近辺を散策するが何もなし・・・。
人は少ないが、広すぎ店内
国境の近くに、ビクトリア・スーパーマーケットがあった。店長はモニー(25歳)。カンボジアとインド人のハーフ。英語・タイ語・日本語・インド(ヒンディ語)・カンボジア(クメール語)そしてフランス語が話せるという。日本語は少々だが、読み書きもできた。恐るべし。キャッシャーをやっているのは、社長の娘ジャスミン(10歳)。カンボジアとアメリカ人のハーフ。英語しか話せないという。
生鮮食料品以外、日用雑貨・缶詰・酒・たばこ・清涼飲料・衣類・アクセサリー・靴・化粧品、なんでもあった・・・こんな話ではなく、面白い所?はないか聞いてみた。ここは小さい国境なので何もないが、ポイペットが面白いという。この青年に聞いた面白い話「麻薬と売春婦」の話はいずれまた・・・。
このスーパーの隣がカンボジアのイミグレーションオフィス。個人のビザランはタイ出国イミグレで、出国スタンプをもらったら国境のゲートをくぐり、5分位歩いてここへ来る。あまり利用者がいないので、いつもすいていて個人のビザランには最高らしい。
カンボジアはビザが必要なので、最初にビザの申請をする。最初の窓口で申請書をもらい、その場で発行してもらう。ビザ代日本人は1,000バーツ。白人は 700バーツ?? そして、すぐ隣の窓口で入国手続きをするが、外国人はほとんどビザラン。職員も分かっていて入出国スタンプを同時に押してくれるそうだ。その代わり?ここではチップ300バーツを催促される。払う必要はないのだが、払わないで何かあったら困る。仲間でもいれば別だが、英語すら話せない日本人1人。無茶でなければ言いなりに払うそうだ。白人はチップも催促されないという??
パスポートを受け取り、来た道を引き返しゲートをくぐり、今度はタイの入国手続。タイ側ではもちろんお金はかからない。しかし、注意しなければならない事がある。以前はなかったことだが、今は写真とパスポートのコピーが必要。イミグレオフィスの隣の小屋で、コピーと写真が撮れるが、持って行ったほうが無難らしい。出入国カードは言えばくれるそうだ。今回の我々のツアーでも、パスポートのコピーはタイ大使館提出用ではなく、タイ再入国の際のイミグレ提出に使った。何故か?
強制チップだけではなく、バンパッカード国境は、ビザ代も移動代も完全なカモ料金。他の国境よりお金がかかるぼったくり? 国境と言われているらしい。バス代や余計な気苦労を考えたら、業者の「1,900バーツで全て代行」のほうがいいかもしれない。また、この国境は何もない(観光)所(チャンタブリー県ボーンナムローン町)なのでビザツアーの人ばかりのようだ。一番多いのはフィリッピン人。白人と日本人は同じ位。他に、タイ人のカジノツアー客と乾燥トーモロコシ等を積んだトラックが多い。
左巨大スーパーマーケットと右イミグレ
2日目。なんてことだ。業者から延泊の連絡が入った。何もない所にもう一泊するのか・・・PM 04:30。スタッフが部屋にツアー代4,700 バーツ・ビザ代 1,300 バーツ・延泊代 300 バーツを集金に来た。タイ入出国カードに、タイの住所・電話番号を記入してサイン。そして、チップを要求され100バーツ支払う。食事は各自負担。チェックアウトは翌朝 AM 06:30。
3日目。AM 07:00 パスポートが到着した。ホテル玄関前でパスポートを受け取り、送迎車で国境へ。各自イミグレに並び無事入国スタンプをもらう。ここで必ず確認することがある。ビザシール。ツーリスト・シングルSの記入があるか。ビザの有効期限は3ヶ月(90日)あるか。タイ入国スタンプは、60日後のスタンプが押されているか。後に、バンコク・イミグレーションで申請すれば、30日の延長ができる。以上、パーフェクトだ。行きは2回休憩したが、帰りは朝食の1回だけ。これで昼過ぎには帰れる。
ツーリストビザ・シングル
パスポートを確認しミニバスに乗り込もうとしたら、後ろから声がかかった? 振り返ってみると、物売りの少女が立っていた。FON?(12歳)フォンちゃん。バナナの葉で包んだチマキのような物を買ってくれと言う。5本の指を広げて一つ5バーツ。朝はまだ食べていない。いいタイミングだ。二つ買って20B紙幣を渡した。嬉しそうに「ワイ」のお礼と笑顔。身丈が自分の倍もある言葉も分からない外国人相手に、笑顔で5バーツの物売りをする少女。かたや、「ワイ」はもちろん、笑顔もなくカウンター越しにチップを強要する大人たち・・・。
少女には申し訳ないが、得体の知れないものを今ここで口にするわけにはいかない。免疫機能が衰えた年寄りが、お腹でも壊しては迷惑をかける。帰って冷蔵庫に入れ忘れていたが、中を開けてみた。なにやら不明。二つに割ってみる。中にはすり潰した栗のようなものが入っていた。恐るおそる口にしてみる。栗だ。ういろうの中に栗が入っている感じだ。美味い。5バーツでは安い・・・あっ!感傷に浸っていたせいか、写真を撮るのを忘れてしまった。チップをあげる理由はいくらでもあったのに。
国境へ。道路だけがやたら広い商店街?