急に暖かくなりましたね。

鳥羽沖のアジ釣りが上向いて来たとの話を聞き、桜を見ながらのホンモロコ釣りとどちらか迷いましたが、美味い刺身も食べたいし、 4月に入ると何かと忙しいので、行くなら今しかないと、正月のデカアジリベンジに行って来ました。


尺アジ狙いで躍起になって通った鳥羽の漁港。この日も沢山の人がアジ狙いで竿を出してます。


早朝にもかかわらず、小さなお子さん連れのファミリーが多かったですね。春休みだからでしょうか。

集合時間まで時間があったので、時間潰しに偵察に行ってみました。

小アジなら足元でナンボでも釣れる所ですから、ファミリーフィッシングに丁度いいですねって言ったら、全く当たりがないとのこと。

いつもなら中アジ、小アジが入れ掛かっている時間なのに、様子が変。何が起きてるのか?


魚っ気の無い漁港に不案を覚えながらも、集合時間になり、まずは釣り座決めのくじ引き。

残念ながら潮カミの右舷艏から2番目。

コマセを使う釣りでは、他の方のコマセが流れてくるから潮シモほうが有利です。ますます嫌な予感です。


5:15。波止のの皆さんに見送られて出船です(笑)。


沖へ出ると、前日が荒れてたようで、まだウネリが残ってました。

艏側は特に揺れるので、アネロン追加しました(笑)。



20分ほどでポイント到着。

天秤吹き流し、錘100号。コマセはアミエビ。

市販の緑スキンの擬似針3本仕掛けに、空針を追加してます。

空針にオキアミを付けて投入。

船長の指示棚上下2〜3mで、当たり棚を探ります。


底から2mでコツコツと小さな当たり。

回収してみると、アヤメカサゴの赤ちゃんが付いてました。一応◯ボは無くなりました(笑)。


根魚が掛かったということは、潮が動いておらず、仕掛けが流れず底を這ってるサインです。


棚を仕掛けの長さ分上げました。

船中誰も当たり無し。5分ほど待って当たり無ければ回収して打ち返します。


ようやく右隣の方が小さなマダイを上げました。

今度は左隣、艏の方が良型のアジを上げました。

棚は底から3mとのこと。

隣の方より仕掛けが長い分、少し棚を上げました。

次は自分かもと、竿先に集中していると3投目くらいで、小さな当たり。

巻き合わせ、何か掛かりましたが、そんなに引きは強くなく、小アジかなと思ってると、急に引き始め慎重に上げてくると、良型のアジ。

サイズは39cm。念願のデカアジです。


次を投入して、置き竿で写真撮ったりしてると、ゴンゴンと当たり。

叩くような引き込みで、アジとは違う感じ。

40cmの綺麗なマダイでした。


棚とパターンは正解のようです。

同じ棚にセットしておき、写真撮ってる間にまたまた当たり。

重さは先のマダイくらい。引き込みが強いので、慎重に上げてくると更にデカいアジでした。

41.5cm。自己最長記録を1cm更新しました(笑)。


この後直ぐに、40cmを1匹追加。

同時に隣の方が45cmを上げたのも見て、朝感じた嫌な予感は吹っ飛び、今日は爆釣かと思いましたが、その後パタリと当たり無くなりました。


棚を変えてみたり、シャクリのパターンを変えたりしてもダメ。

魚探には魚が映ってるらしいのですが、全く食い気が無く、時合い待ちです。やっぱり嫌な予感は的中でした。


時合いが来るまで、たまたま釣れた小アジを付けて泳がせてみました。

下の写真の真ん中の奴です。ブリには食べ頃サイズです(笑)。


ブリ、あわよくばヒラメが来るかもと期待しましたがこちらも沈黙。

船長も食い気のあるアジの群れを探して頻繁に移動を繰り返しますが、何処も食い気がなく、青物もお留守の様で、後半ほぼ誰の竿も曲がらないまま、11:30沖上がりとなりました。

釣果はこれだけ。大型クーラースッカスカ(笑)。

船中◯ボの方もおられたようで、厳しい日に当たってしまいました。

とはいえ、目的のデカアジは仕留めることができ、微妙ながらも正月のリベンジとなりました(笑)。


帰って早速捌きましたが、数が少ないので、ささっと楽ちんでした(笑)。

4匹ともメスで卵もってました。

アジはこのぶ厚さ。


卵持ってたので、味はイマイチかなと思いましたが、皮を引くと、脂ギトギト。

一番デカいやつとマダイはお刺身に。
特にアジが美味しくて、当日と、翌日も頂きました。



タイの頭と卵は煮付けにしました。


極厚のアジフライ。


負け惜しみですが、食べ切れる量でちょうど良かったかも(笑)。

次は淡水。ホンモロコ終わっちゃう前に、短時間でも、もう一度行きたいと思います。