a campus life50冊計画の3冊目を読み終えました。また、伊坂幸太郎さんの作品。「砂漠」同じ大学で出会った、5人の男女。様々な事件や出来事を共有した学生時代。美しくもなく、立派でもない。だけど、2度とは戻ってこない青春の物語。面白かった。超能力とか、プレジデントマンとか、やっぱり独特の設定ではあるけれど、いまの自分に最も近い、楽しい小説でした。そして、解説の文章を引用しますと、西嶋、サイコーー!この変人っぷり、架空の人物とはいえ大好きです。ラモーンズ聴いてみようかなあっタイトルはですね、表紙に書かれている英題なのです!
さらば、わが愛中国・香港の映画「さらば、わが愛~覇王別姫~」を観ました。幼き頃、京劇の世界へと放り込まれた美しい少年・小豆子。京劇の先輩・石頭は、小豆子を庇い、助け、時には身代わりになって、小豆子を守る。そんな石頭に、小豆子は同性ながら心惹かれていく。やがて、2人は「覇王別姫」という芝居の主役を務めたことで名が知られ、京劇の名俳優へと成長していく。“蝶衣”と名を改めた小豆子は女役の、小樓と名を改めた石頭は男役の、それぞれスターであったが、小樓が娼婦の菊仙と結婚した時から、2人の関係性は変化していく。そして3人は、日中戦争によって変化していく中国の運命に巻き込まれていくのだった…。激しかった。ただひたすら。愛するのも命懸け、生きていくのも命懸け、信じるのも命懸けなら、裏切るのも命懸け。中国の色彩、好きだなぁー。京劇も幻想的で、素晴らしい。やはり同じ女性としては、コン・リーに注目してしまう。どうしてあんなに魅力があるのだろうか。
フィッシュストーリー50冊計画の2冊目。伊坂幸太郎「フィッシュストーリー」4話の短編集からなる作品。夜の動物園に寝そべる男と、男を観察する主人公たちと、主人公たちの会話を聞くオオカミからなる、「動物園のエンジン」本業は空き巣、副業は探偵の黒澤が見た、とある集落の儀式に隠された真実が描かれている「サクリファイス」30数年前に存在していたロックバンドのとある曲が、その10年後、そこから先の現在、現在から10年後の世界を救う「フィッシュストーリー」今村と大西と、今村のスターであるプロ野球選手・尾崎が複雑に絡み合う「ポテチ」4作品すべて素晴らしかった。素敵な小説!私は特に「ポテチ」が好きです。尾崎がホームランを打つ場面が、頭を巡る。伊坂さん、本当に好きな作家さんです。