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ミューステシネマ

好きな映画、音楽、演劇、本について記録しています。


時間のある時の、暇つぶしとして見て頂ければ幸いです。

とても素敵な映画を観ました。



「ラウンド・ミッドナイト」



サックス奏者として名を馳せるデイル・ターナーと、彼のファンである青年・フランシスとの友情の物語。



NYから、単身でパリに来たデイル。クラブの演奏と、酒に溺れる生活を送っていた。



クラブの外には、お金が無くて入ることが出来ない青年・フランシスが、わずかな隙間から演奏を聴いている。


ある夜。
2人は出会う。杯を交わし、交流が始まっていく。


フランシスは、デイルがお酒や麻薬によって破滅の道に進みつつあることに気付き、


フランシスの小さな娘・ベランジェールと共に、献身的に彼を支えていこうとする。



やがて3人のささやかな生活が始まっていくが、デイルがNYに帰る日が近づいて来た…。




素晴らしい。Jazz奏者役の出演者の大半は本物のプレイヤーだそうで、


ライブシーンは圧巻。Jazzが存分に楽しめます。


なんたって、デイル役のデクスター・ゴードンも本物のサックス奏者。


破滅の影が忍び寄りながらも、クールな演奏をし続けるデイル役を好演していました。



ラウンド・ミッドナイトというタイトルに惹かれ、よく知らないまま借りた映画でしたが、


名作でした。
ちなみにブログのタイトルは、フランシスにとって、デイルがどのような存在であるかを表した言葉。


彼は僕の霊感。一緒にいると、感性が研ぎ澄まされる人である。
7月。夏は苦手。



色々、学ぶことがある。それはとても素敵なことだと思う。


最近の私的テーマは、「延命治療を望むかどうか?」ってこと。


私的テーマなんて小難しそうに言ってみても、自分の頭の中で考えてるだけ。


もし、ある日、意識もなくなって、そのまま回復しない病に冒されたとしたら。

延命治療は望まない。家族のことも認識出来ないまま眠ってるだけなら、自然に任せて欲しい。


人間だったら、ドナーカードを持つことが出来る。私は、そこにキチンと、延命は望まないと意思を表示している。


しかし、病に冒されたのが自分ではなく家族だったら?



もしくは、病になったのが、私ではなく、私が飼っている猫だったら?今は飼っていないけど…



延命治療はしないでくださいと、すぱっと言うのだろうか。いや、言えるだろうか。


きっと悩む。猫だったら意思なんて表示出来ないし。


立場が変われば、答えは変わる。他人には想像出来ない苦しみや心を知ろうとするのだから、悩むのは仕方ない。



なにが一番良いのか、一生かけて悩んで、


答えがわかる頃には、おばあちゃんになっている気がします。
やっと観ました。
バットマンシリーズ


「ダークナイト」



子供の頃に観たバットマンの、ファンタジーな面は全くなく、



殺伐として、隙がなく、ヒーローのもうひとつの顔が見られる映画。



化粧がドロドロに崩れたジョーカーが突然現れて、銀行強盗を成し遂げた時から、人々は恐怖によって彼に服従していく。


立ち向かうバットマンは、ゴッサムシティの市民から非難され、憎まれ、感謝されなくても、


ただゴッサムシティのために、ストイックに、ジョーカーと戦うが、


ジョーカーにはある願望があって、ヒーローは悪に堕ちていってしまう…。



うん、のめり込んで見てしまいました。どんでん返しが何回かあって、話の終着点はどこだろうと思いましたが、


新時代のヒーローの暗黒面がきちんと描かれているのが面白かった。


そして何より素晴らしいのは、俳優たち。


特に、ゴードン役のゲイリー・オールドマンと、ジョーカー役のヒース・レジャーが最高にかっこ良かった。



ヒース・レジャーはこの直後に急死してしまったんですよね。これから彼の作品、観たい。



ゲイリー・オールドマンは、レオンではジョーカーみたいな役どころだったので、


ハリーポッターとか、この映画での印象はすごく不思議。


モーガン・フリーマンも出演していて、私としては嬉しすぎる映画だった。



面白かった。こちらも是非。ミシェル・ファイファーにもう一度、キャット・ウーマンを演じてもらいたい。