レッドバロン エアレーサー タミヤ P-51D マスタング 改造
先日より少しづつチラ見せしているレッドバロンの製作記事です。 この機体は、プラモデルには縁遠く、モデル化された事はありません。 ただ、ガレージキットでは数社が販売したようですが、入手困難。
40年位前から気になっていたのですが、遂にチャレンジです。
48のムスタングはタミヤ製とEDUARD製を持っています。 両方を比較するとEDUARD製の方が繊細な感じです。
だけど、これから切った貼ったの改造をしていくので、繊細な彫刻は逆に鬱陶しくなりそうなのでタミヤ製をベースにする事にします。 それと、注型品のグリフォンエンジンをゲット。 これは、スピットファイアの後期に搭載されたエンジンです。
2枚の3葉プロペラは、やはり、スピットの海軍版で少数生産されたSeafangのモノです。 これらを使って、エンジン付きのレッドバロンが出来ればと改造スタートしたのですけど、、、、。
左側が、ムスタングやスピットファイアに搭載されていたRRマーリン(パッカード版は、アメリカ生産)。 右側がRRグリフォンエンジン。 排気量が1650キュービックインチ? から2240キュービックインチ?に拡大され、1320馬力から1900馬力にアップとか。 この辺の数字は、仕様により微妙にちがうでしょうが。 ピストンのボアは約1.5cmアップ。ストロークも約1.5cmアップだけでこれだけの出力アップになります。
グリフォンエンジンは、大戦末期に、イギリス軍戦闘機、爆撃機、哨戒機などに搭載されたようです。
SA誌の図面をスキャンしてPCに取り込んで、48スケールに拡大して印刷。 改造箇所は、広範にわたりますね~。
先ずはグリフォンエンジンを仕込む為にタミヤの不思議な部品分割の機首部を切りとり開始。
何とか切り取り完了。
スピットファイア MK.22/24用のAires製エンジンを組み込もうとしています。
注型部品の湯口部分を切り出すのが結構大変。 分厚い切断になるからです。
良い感じにはいりましたね。 これは楽勝かと思いきや。 この時点ではTOM2は安易に考えていました。
グリフォンエンジンは、マーリンエンジンよりも、少し大きいのです。 (実機のエンジン高は約2.5cmアップ、全長、約7.5cmアップ、前面投影面積0.4ft2?アップ) それが、模型となるとエンジンカウリングがハマらなくなります。 タミヤ製のエンジンカウリングは肉厚が厚く当然カバーできないです。 そして、Aires付属のスピッツ用のカウルですら入らない!!!
あまぞんJPにカスタマーレビューをアップしています。 是非、帰りに立ち寄ってナイスをお願い致します。 タミヤ製品のカスタマーレビューは競争が激しい!
おまけ画像
現状。 ここまで来ましたが、二重反転プロペラとキャノピー部分で手が止まっています。 この2点を解決しないと、、、、。
同上。