ゲパルド対空戦車を作る!(ウクライナ向け) | tom2のブログ

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タコム takom ゲパルド 対空戦車 ウクライナ

 

 

久しぶりの戦車模型です。   

 

「ドイツ国防省は2022年4月26日(火)、ウクライナに自国製の「ゲパルト」対空戦車を引き渡すと発表しました。    これは、ドイツ南西部にある在欧米軍のラムシュタイン空軍基地で行われた、ウクライナへの軍事支援を協議する国際会合において、ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト国防相が明言したもので、「ゲパルト」は、ドイツがウクライナに直接、重装備を引き渡す初のケースになるとのこと。、、、」

 

ロシアのウクライナ侵攻は、もうすぐ半年になります。  戦況がどうなっているのかイマイチわからなくなっていますが、東部は、ロシアに攻め込まれているが、南部では頑張っているとか?  大国ロシアでも兵器の消耗が激しく、1960年代の戦車などをかつぎだしているようです。

 

 

 

という事で、5月にゲットしたタコム製のゲパルドをウクライナ向けに作っていきたいと思いますが。  35㎜の弾薬が心配???

 

 

 

中古をEBAY(米国のオークションサイト)ゲットしたのですが、ボヤジャー製のエッチング部品がおまけつき。   かなり期待していたのですが、、、、。

 

 

F-15DJアグレッサーの製作が終わったので、こちらの製作を今週より開始です。  先ずは、車体の組み立て。  とても綺麗な成形品ですが、車体と後部妻板の合わせがイマイチ。  勘合部無しなので、段差が平気で出来るのでプラ板で補強して。

 

 

例によって、シャシー底に鉛玉を仕込んでやります。   これ位のオモリの量でも結構重たくなります。  フルに詰め込むと重すぎてサスアームが折れる!(笑)

 

 

 

 

2液性プラキャストを流し込んでやりました。

 

 

 

 

タコム製のゲパルドは2016年製でMENG社のものとほぼ同時期に発売された最新のキットです。  値段はほぼ同じ位のキットなのですが、内容は全然違いますね。  タコムの特徴としては、あまり部品分割をやり過ぎず、適度に部品をまとめて成形しているためにタミヤの様にサクサクと組み上がります。  一方のMENGのモノは、これでもかというほど部品分割をして、サスペンション可動ギミックや、レーダー庫内部の再現など、ギミック付きです。   タコム製は何か地味で簡素なのです。   これが、ボヤジャー製エッチング部品を使ううえでちょっと面倒な事になる事にTOM2は気付かないのでした。

 

 

 

こちらは、履帯(キャタピラ)部品。  結構な部品量です。

 

 

 

特徴は、このキャタピラをつなぐ、左右のヒンジ部がポリキャップ製なのです。   これで、ダブルヒンジのキャタピラをサクサク可動キャタピラに仕上げてくれるよです。  TOM2はこれを使う予定ないので、組み立てていませんが。

 

 

TOM2は、こんな中国産の履帯(キャタピラ)をゲットしてみたのでした。   最近は、フリウル製の履帯を探すのが難しくなっているので、知らない中国産のコレを約$40で購入。

 

 

 

こんな虫ピンの様な連結ピンが付属しているのは助かる。

 

 

 

昨晩は、少しつないでみました。   組み立てはいたって簡単。  多分、片側85コマをつなぐのに1時間位でつながるのではないでしょうかね。    金属履帯の材質は、通常のホワイトメタルではなくて亜鉛ダイキャストです。  それもバレル加工して、バリ取りされ、つるつるの表面にしています。  そして、接地部のゴム部分が別パーツのはめ込み式です。   最終的に塗装をするのがちょっと面倒そうです。  このつるつるな金属部分は、塗装が直ぐに剥がれるのは見え見え。  黒染してから塗装というのがよいのでしょうが。  

 

 

スプロケットに巻きつけてみました。  本来はダブルヒンジのところをシングルにしているので巻きつけ部は違和感があるかもしれませんが、とてもシックリと巻き付いてくれました。

 

 

 

 

 

7月10日のニュースです。   ところで気になる弾丸はどうなったのでしょう?   <=ここ重要!

 

 

 

ゲパルトの弾薬問題が解決、ノルウェーの協力でドイツが製造企業を確保

ドイツ政府は「ウクライナに50輌のゲパルトを提供する」と4月末に発表したものの陸軍の在庫ではなく「ラインメタルが保管する退役済みのゲパルトをオーバーホールを行い引き渡す」という意味で、しかもエリコン製機関砲が使用する弾薬についてスイスがウクライナ移転を拒否するなど問題を抱えていたが、ランブレヒト国防相は「7月中に15輌のゲパルトを弾薬6万発と共にウクライナへ引き渡す」と約束した。

 

 

 

この6万発の弾薬はブラジルが提供(30万発の提供に応じたと報じられている)したものだが、50輌のゲパルトを運用する量(仮に30万発提供が本当でも1輌辺り6,000発に過ぎない)としては少なく問題視されてきたものの独Der Spiegel紙は「ノルウェー国防省の協力で35mm弾薬を製造できる企業が見つかった。早ければ来週中にもドイツ国内の射撃場で35mm弾薬の試射が行われる予定だ。ドイツはウクライナに提供するゲパルトの弾薬問題を解決した」と報じている。

因みにドイツは8月末までに30輌(7月15輌+8月15輌)のゲパルトをウクライナに提供すると発表済みで、ドイツ国内でもウクライナ人兵士の訓練が進んでいるため「ゲパルトの引き渡しスケジュール」は今のところ順調らしい。