先日入手したDUAMS社のUS ARMY 74' Tugboat 小型タグボートです。 クリスクラフトのモーターボートが完成するまでは手を付けないと封印していたのですが、、、

箱絵です。 何とも愛くるしい!!!

船体部品を取り出して眺めているうちにムラムラしてきました!

あー、切っちゃった~! もう、後には戻れません。

この船体はABSのバキューム成型の左右を接着して一体にするのですが、出来るだけのり代部分を残して切り取ります。

説明書には、この作業は今やらないとだめだー!と言っています。 後で出来ると思っていると失敗すると。 このラインは、甲板を設置するための補強板を貼るためのラインです。

オケッ! 船体左右を合体させます。 出来るだけ沢山のペーパークリップでこんな感じに仮固定します。 その前に、張り合わせ面は左右とも、ヤスリで削っておきます。 バキューム型の空気を吸う穴の部分が大量にあり、平面になっていません。

さー、今回は、日本から買ってきたこいつを使いましょう! 歯科医さんが仮歯の製作、修正用に使う「リベース」という材料です。 粉と液体に分かれています。 交ぜると硬化します。 瞬間接着剤も同時併用できます。

本当はスポイトは2本欲しいのですが、1本しか有りません。 「リベース」の粉はこんな感じでスポイトにいれます。 スポイトを何回か押すと充填できますね。

船体は合わせ目全体に薄い瞬間接着剤を流しているので、ペーパークリップのお世話はもう必要ありません。 これから合わせ目に補強をしていきます。 リベースの粉は液体と交ぜてから塗ってもいいのですが、瞬間接着剤をたらして固まる前に白い粉を振り掛けて行く方が速いです。

そこにリベースの液を針金をつかって流しこみます。

1-2分でガチガチに固まります。 この後、ヤスリも使えますが、ABSよりも全然硬いのです。

瞬間接着剤、リベースで十分ガチガチに固まっているのですが、衝撃にそなえて、キット付属のガラス繊維とエポキシ接着剤でつなぎ目を補強しておきました。
Dumasu社のキットは日本製のようには洗練されていないのですが、工作好きな人には好まれているようです。 確かに、製作していて楽しいですね!