デアゴスティーニ C57を作る の製作ブログです。
日本からLAに戻ってきました。 これから日本滞在中の製作ネタをブログアップしていきますが、今回から「C57を作る」のスタートです。 結構難しそうなところがあるので最後までたどり着けるでしょうかねー!
日本帰国の翌日は、まず、ゆっくり、部品の点検をしてみました。 今回の製作はどの様にすすめるかの検討です。 LA滞在中もある程度は検討していたのですが、ブツは日本にあるもので。 製作は会議室で起きているのではない! 制作は実家の台所のテーブルの上で起きているんだ~!

C57を作る1-5号までは、北海道の先行テスト販売の時のものをヤフオクでゲットしてもらったものです。 今回は「C57を作る」の定期購読をしていません。 「C62を作る」の部品が約250号分位あるのと、「D51を作る」の部品が30号分位あるので、そちらも利用していきたいと思っています。

「D51を作る」の1号です。 この真鍮製の丸い煙室扉が使えるかなーなどと眺めていました。

左側の無塗装のものがC62の動輪で、右側の黒の塗装済みがC57の動輪です。 基本的な寸法は同じかんじです。 C57の方は塗装しないで、組み立てるだけで完成がコンセプトなので、表面処理がしてあり、綺麗ですねー! ロッド類もバリを削ってあったりして。 コストダウンとして真鍮製ワッシャーがアルミになっていたりします。

黒い部品がC57、真鍮部品がD51です。 C57のボイラーはD51のボイラーより細身なのですね。 黒い部品は塗装済みでとても綺麗に出来ていますが、材料が亜鉛ダイキャストなのです。 半田付けが出来ないので、全て接着剤での取り付けになってしまいます。

C57のフロントデッキ部分。 ここも塗装済みですが、アルミの薄板です。 綺麗ですが半田付けが出来ません。 しかし、それ以上の問題箇所でもありました。

左側がC57の煙突。 アルミダイキャスト? 右側がD51の煙突。 真鍮製です。
C57の煙突の方が少し長いのでD51をそのままでは使えませんねー! 煙突根元の裾野部分はボイラーの直径が違う為に全然合いません。 合わせる方法はしるねこ先生のブログにありましたよ! まさか、ああやるとは気が付きませんでした。

LAでプリントした1/24のC57の図面は、バッチリサイズでした。 いろいろな部分でデアゴのC57がこの図面寸法を利用している事がわかりました。 が。 しかし、デアゴがインチキをしている部分もバッチリわかってしまいます。 この写真ではフロントデッキの部品を乗せていますが、デッキの折り曲げ角度が違います。 これは、実車写真を見ていてデアゴオカシクナイ???と思い、チェックしたら、やっぱりでした。 もしかして、ある特定車両の場合は、この角度でも良いのかな?

煙室扉を図面にのせてみます。 少し、小さい感じです。 煙室前面の流線型の枠は逆に少し長いですねー! 2mm位長い感じ。 だから、デアゴのC57は前方から見た時にフロントデッキの入り込み部分の切り欠きが実車と違うのですね!

フロントデッキ部品。 左側がD51の部品で真鍮製です。 右側がC57の部品。 幅は図面にピッタリですねー! 流石、デアゴ!

C57のシリンダーカバー妻板。 ここも、また、図面にピッタンコなのですが。 ここの部分が一番の問題箇所の様な気がします。
デアゴの場合シリンダー中心位置が左右に2-3mmづつ外側に飛び出ています。 この為にシリンダーカバーが下に向かってテーパーになっているはずの表現が全く出来ていません。 シリンダー中心を移動させてしまうとロッド関係が干渉してしまい、失敗しそうな感じがします。
色々と修正箇所がありそうですが、「C57を作る」をスタートすると決めた時から、かなりの部分は真鍮で作り直しをする事を決断していたので、ほぼ想定内でしょうか? 最後のシリンダー間の長さは想定外です。 ここの修正は危険そうなので、、、
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