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■■ 製品スペック ■■

AirPods Pro 3 は Apple が2025年に投入した最新のワイヤレスイヤホンである。主な仕様は以下のとおり。

  • 連続再生時間:ANCオンで最大8時間
  • ケース込み再生時間:約24時間前後
  • 防水防塵性能:IP57
  • イヤーピース:フォーム材入りチップ(XXS〜Lの5サイズ展開)
  • センサー:心拍センサー搭載
  • 新機能:Live Translation(会話翻訳)、Adaptive Audio、空間オーディオ

■■ 結論(総評とどんな人におすすめか)■■

AirPods Pro 3 は確実に進化している。ノイキャンは強くなり、イヤーピースも刷新され、機能は盛りだくさん。特に iPhone ユーザーには相性抜群で、利便性では競合を寄せ付けない。音質も確実に改善されている。(AACの限界を感じる。)

心拍センサーを搭載したことによりApple Watchを装着しなくてもワークアウトを管理できるようになったのは大きな進化かなと思う。Ankerが先にやってたけどね。

 

ただし装着感に難あり。これに尽きる。

フォーム材入りイヤーピースは遮音性こそ高いが、人によっては耳を圧迫して痛みが出る。Apple の「万人にフィット」戦略はまだ完全ではない。Pro 2 を持っていて快適に使えているなら、急いで乗り換える理由は薄い。


■■ 前作との違い(AirPods Pro 2 → 3)■■

  • ノイズキャンセリングが強化(初代比で最大4倍、Pro 2比で約2倍)
  • イヤーピースがフォーム材入りになり遮音性アップ
  • サイズ展開が5種類に増加(XXS追加)
  • 心拍センサー搭載
  • 防水防塵がIP57に向上
  • バッテリー:本体は伸びたが、ケース込みのトータル時間はやや短い
  • Live Translation 機能が追加

■■ 同価格帯との比較 ■■

  • Sony WF-1000XM5
    • 強み:音質調整の自由度、低音の厚み
    • 弱み:Apple製品との連携はPro 3に劣る
  • Bose QuietComfort Earbuds II/Plus/Ultra
    • 強み:低域の迫力、ノイキャンの質
    • 弱み:Apple独自機能は非対応(当然)
  • Samsung Galaxy Buds2 Pro
    • 強み:軽量で装着感が良い、価格が安い
    • 弱み:iPhoneでは機能制約が多い
  • AirPods Pro 2
    • 強み:ケース込みのバッテリー時間はPro 2の方が長い
    • 弱み:ノイキャンや新機能はPro 3に劣る(が、その新機能いる?って人にはおすすめ。)

■■ 使ってみた感想 ■■

  • ノイキャンは確かに強化されている。初代から乗り換えると「別物」と言える。ただし「4倍」と言われても体感ではそこまで差を感じない。2と変わらないって人も多いね。具体的にどの数値が初代と比較して4倍なのかソースが欲しい。まさかティムの耳で『うーん、、4倍!』ってやってないよね??
 
  • BOSE Quietcomfort Ultra Earbuds第2世代も持っているが、ノイキャンの強さは正直同じくらい。そもそもノイキャンは「どの音をどの程度カットするか」を各社が調整しているだけで、本気を出せば無音化できる技術はすでにある。各社が安全性を考慮して意図的に弱めているので、この価格帯のイヤホンなら、好みや各製品の機能、デザイン、音質などで選んだ方が早い。
 
  • イヤーピースは遮音性が高い反面、圧迫感が4倍増しとなった。(たぶんPro2と比較したら2倍増)自分の場合、初代ではMサイズを使っていたが、Pro 3ではXSかSに落とさないと耐えられない。サードパーティの皆さん頑張ってください。なるはやで。
 
  • 耳の前側にある少し飛び出た軟骨がずっと押し広げられている感覚で、長時間の装着は拷問に近い。これが、自分はマジで許容できないくらい痛い。サイズは小さくなったはずなのになんで初代より痛いのか。謎。
 
  • 装着感は Technics の AZ80 の方が1000倍マシ。長時間使うなら迷わずAZ80を選ぶ。
  • ちなみに自分は AirPods では耳が痛いので BOSE 派である。

■■ 注意点 ■■

  • フォーム材入りイヤーピースは合わない人には本当に合わない。買うなら返品可能な販売店で試すべき。
  • Live Translation はまだベータ感がある。対応言語や遅延が気になる人は過信しない方がいい。そもそもPro2でも使える。
  • ケース込みバッテリーは短くなった。長旅では充電計画が必須。
  • 価格は相変わらず高い。Pro 2で満足しているならスルーも正解。

個人的にはPro2をおすすめしたい。そのくらい形状変更の耳への負担が大きい。心拍センサーに4万円の魅力を感じるかどうかで決めてもいいくらい既に完成している商品の新型開発は大変なのだ。