地震大国 日本 この地で暮らす上で防災対策は不可欠だろう。最近ポータブル電源を購入した友人に感化され、自分も何か対策している間を出してみたくなった。
そこでAmazonを漁っていたら見つけたものが「ソーラーパネル付きモバイルバッテリー」だ。
実際一個買ってみたので使用感を記録していく。
今回買ってみたのがこちら。
■ 製品スペック ■
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製品名:CHUDA ソーラーモバイルバッテリー(2025年モデル)
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容量:15000mAh(表記)
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充電方式
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USB Type-C(入出力兼用・最大20W)
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ワイヤレス充電(MagSafe対応・最大15W)
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ソーラー充電
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同時充電:最大3台
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ケーブル:Type-Cケーブル内蔵
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付加機能:LEDライト搭載、残量インジケーター
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想定用途:防災/アウトドア/旅行
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対応機種:iPhone / Android 各種
■ 結論 ■
結論から言うと、「ソーラー付き」という言葉に防災性能を期待すると肩透かしを食らうモバイルバッテリーである。
ソーラーパネルはほぼ飾りで、実質的には「アクセサリー多めの普通のモバイルバッテリー」だ。
■ Type-C内蔵ケーブルの評価 ■
Type-Cケーブル内蔵は確かにありがたい。
ケーブルを別途持ち歩かなくて済むという点では評価できる。
しかし問題は構造だ。
片側が本体にがっつり固定されており、取り外しは不可。
もしここが千切れたら、その時点で内蔵ケーブルとしては終了である。
この構造のケーブルをストラップ代わりに使えるだろうか(いや使えない)(反語)。
ここは
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取り外し可能
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なおかつメーカーから交換部品として販売
これくらいはやってほしいところである。
■ ソーラーパネルは本当に使えるのか ■
太陽光を感知していること自体は確かだ。
パネルに日光を当てると、ちゃんと反応はする。
だが、充電スピードがあまりにも遅い。
実測体感としては
1日太陽光に当て続けても25%も溜まらないレベルである。
結論として、ソーラーパネルは
「無いよりは、緊急時にちょっとだけ電気を作れる」
程度の存在だ。
防災用途を本気で考えるなら、
よくある折りたたみ式のバカでかいソーラーパネルを
車のトランクに積んでおいた方が、よほど安心できる。
■ MagSafe部分の作りと惜しい点 ■
MagSafe部分はApple Watch用に窪んだデザインになっている。
iPhoneも磁力で吸着はする。
しかし、表面素材がツルツルのプラスチックなのが致命的だ。
その結果どうなるかというと
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吸着はするが回転するように滑る
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横から力を加えるとスルッと外れる
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カバンの中で揉まれるとすぐ外れそう
という、MagSafeとしてはかなり不安な挙動を見せる。
固定力を期待して使うと、ここは確実にガッカリするポイントである。
■ インジケーターとライト機能 ■
インジケーターはLED表示。
このあたりは、よくある安価なモバイルバッテリーと同様で特筆点はない。
ライトは意外と明るい。
ただし、広範囲を照らすタイプではなく、
懐中電灯のように一点を照らす照射範囲である。
キャンプ用ランタン的な使い方は難しいが、
足元確認や非常時用途なら十分だろう。
■ サイズ感と容量への疑問 ■
15000mAhにしては小さい、と思ったが
最近のモバイルバッテリーはこのサイズ感が普通なのかもしれない。
問題は容量表記である。
新品開封時、LEDは100%を示していた。
そこで iPhone 16 Pro Max を
バッテリー残量75%から充電してみたところ、
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iPhoneが100%になった時点でモバイルバッテリー残量は25%以下
という結果だった。
正直、
「本当に15000mAhあるのか?」
と疑問を持たざるを得ない。
体感的には**5000mAh程度では?**と思ってしまう。
今後、フル充電状態から改めて検証したいところである。
が、これは今回のソーラーパネル式のモバイルバッテリーの有用性についてという本筋から外れるので
皆さんは信頼できるものを買ってくださいということに留めておく。
■ 一般的なソーラー無しモデルとの違い ■
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ソーラーパネルが追加
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LEDライト搭載
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MagSafe対応
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内蔵ケーブルあり
この辺はソーラーパネルがついてるか否かくらいの差である。気にしないでくれ。
ただし
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ソーラーパネルによって実用性が大きく向上したかというと疑問
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防災性能が劇的に上がったとは言い難い
というのが正直な印象だ。
■ 総評 ■
この製品は、
**「付加価値が多そうに見えるアクセサリー付きモバイルバッテリー」**である。
ソーラー、防災、MagSafeといった言葉に期待しすぎるとガッカリするが、
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普通のモバイルバッテリー
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ちょっとした非常用の保険
くらいの感覚で割り切れば、納得できる人もいるだろう。
防災目的を最優先する人にはおすすめしない。
ガジェット好きがネタ半分で買う製品、という立ち位置が一番しっくりくる。
個人的には面白かったので車のルーフにくっつけて充電しておき、必要な時に使うくらいのものかなと思う。




