確信犯
政治的・思想的または宗教的信念に発して、それが(罪になるにせよ)正しい事だと確信して行う犯罪。
一体何人の人がこの使い方をしているのだろう。
ほとんどの人はおそらく誤用していることだろう。確信犯とは、「悪いことだと分かっていて行う犯罪」と勘違いしている人が多いのだが、実際は全く逆なのだ。
昨今の辞書は誤用でも人々への浸透具合で臨機に対応しているので、そのうち確信犯の意味も変更されるかもしれない。
ちなみに記憶に新しいのは「全然」という単語だ。
本来は否定の意味で使われ、「全然〜ない」と使用するのが正しかったが、「昨今は全然大丈夫」など肯定的な意味でも使われるようになり、辞書には肯定的な意味でも用いられるとされている。
時代の変化と取るのか、誤用を正していくべきなのか、現代人のジレンマである