ロボット刑事 | ☆SATOEMA萬画倶楽部☆

ロボット刑事

本日、ご紹介するのは

 

「ロボット刑事」のマンガ版です。

 

 

ちなみに、私は特撮の「ロボット刑事K」は見たことありません。

 

TVライブ作品は、やはり、石森章太郎の作品ではないんですよね。

 

あくまで原作であって・・・他の人が創った作品。

 

石森章太郎が好きだということで

 

同じ作品について語り合っても

 

なぜか、嚙み合わないことがあります。

 

それは、やはり、石森原作作品が好きと言うのと

 

石森作品が好きというのは

 

似て異なるものだからだと思うのです。

 

前置きはこれくらいにして・・・

 

 

 

刑事が、突然、ロボットと仕事をすることになったら

 

一体、どうなる?

 

そんなIFの世界が、ロボット刑事の世界なのです。

 

ベテラン刑事の芝大造は、思い切り抵抗します。

 

これは、彼にとって屈辱なのです。

 

 

しかし、ロボットでありながら、どこか人間臭いKに

 

芝の娘、奈美と由美は心惹かれていきます。

 

 

Kは、裸になることを恥ずかしがったり・・・

 

 

詩を書いたり・・・

 

 

涙も流したりします。

 

 

失敗すると落ち込みますし・・・

 

 

恋もしちゃいます。

 

 

そして、人の言葉に傷つきます。

 

 

そんなKにも、秘密があって、Kを造ったマザーは人間だったんですね。

 

 

そして・・・Kの秘密が明らかになります。

 

Kにはマザーの母親の遺伝子から創られた人間の脳が埋め込まれていたのです。

 

だから、人間と同じ感情を持っていたんですね。

 

 

マザーは、観音菩薩ですね。

 

 

Kはある日、香織という目の見えない少女と出会います。

 

 

風に舞う帽子がきっかけで出会うなんてロマンチックですね。

 

 

香織は、Kのことを人間だと思います。

 

 

だけど、すぐにバレます(笑)

 

ラストは、敵のボスが、香織の父親であり

 

奈美さんの婚約者だった新条刑事だということが分かり

 

しかも、彼は、実は、マザーの弟であるという驚愕の事実!!

 

 

最後は、新条は誤って娘の香織を殺してしまいます。

 

機械の恐ろしさを表現しています。

 

 

こんな、対決ショットは、いかにも石森先生ですね!!

 

 

最後は、マザーが、新条刑事と共に自爆。

 

 

Kが「マザー!!」と叫んで終わります。

 

ちょっと、漫画版イナズマンのラストにも似てますね。

 

この後日談とかも見てみたいです!!

 

 

このロボット刑事の面白さは

 

ライブ作品の着ぐるみを逆手に取った

 

Kの無表情さが、とても良いのです。

 

 

 

石森先生も、面白がって描いてたんじゃないかな?

 

これを真似て、ロボコップが出来たわけですから

 

石森先生の影響力は、凄すぎますね!!

 

 

でわでわ!