サイボーグ009(黙示編)プロローグ7「2021年アポカリプス」 | ☆SATOEMA萬画倶楽部☆

サイボーグ009(黙示編)プロローグ7「2021年アポカリプス」

サイボーグ009(黙示編)プロローグ7「2021年アポカリプス」

 

 

「フランソワーズ思い出したよ。僕たちは時空の漂流民だ。

 

もう一度、僕たちの時代に戻るためにも

 

僕たちは『彼ら』と決着をつけなくてはならない!」

 

 

 

 

ジョーは、隣でフランソワーズが何かを祈っている姿を見た。

 

「フランソワーズ・・・何を祈っていたの?」

 

「ジョー。世界の人たちが争いがなく、幸せに暮らせる世界が来ますようにって・・・祈ったわ。」

 

 

 

そして・・・・

 

ジョーは、再び、時空の狭間に吸い込まれた。

 

 

 

 

 

また、あの声が聞こえてくる。

 

「ユリウス暦に従うなら、今は2012年にあたる。

 

それをグレゴリオ歴に換算すると、年に11日短くなる。

 

グレゴリオ暦1752年から2020年の269年だと、2948日の計算だ。2948日 ÷ 365日 = 8年だ。

 

2012年、君たちは神々と闘い敗れた。

 

しかし、世界は滅びなかった。

 

それは、本当の神々との闘いが、2021年だからだ!!

 

2021年のアポカリプス(世界の終わり)を防ぐことが

 

君たちに課せられた、最後の闘いなのだ!!」

 

 

 

プロローグ 終わり