ライターさんと話すと、なんだかこんがらがった自分の頭の中が整理されていく事が多い。
さて、ありふれた今日を、という、真っ直ぐ過ぎるタイトルのシングルを、5月4日にリリースします。
ちょっとずつその話をしていこうかなぁ、と。
ありふれた今日を、という曲は、ようやく、今の自分にしか書けない歌詞が書けたと思っています。
このジャケット、全て私が書いてはグシャグシャにした便箋の集まりです。遂に自分の字がジャケットになってしまうとは、、恥ずかしい感じもするけど、それを遥かに飛び越えた意味があって、なんとも愛しいジャケットが出来ました。
便箋に書き殴っては何枚も捨てて、上手く言えないような事を歌にした、
ありふれた今日を、は、そんな、
家族に向けて書いた歌詞。
私の家族の事は、きっと私にしか書けない。
だから、今のうちに書いておかなきゃ。
そんな事を思えて、書き残せて良かった。
とはいえ、最初は違う歌詞を、レコーディングの歌録りの直前まで書ききっていて。
悪くは無かったんだけど、どこかしっくりこなくて。
それに気付いて、今だからこそ、家族の事を書いたら?とメンバーが背中を押してくれて。
その日家帰ってから家族が寝静まってる横で書き始めた。
そんな曲だからね、
格好良くないけど、綺麗じゃないけど、新しくないけど、
今までの自分達の曲の中で、一番大きい。
だからこそ、改めて、色んな人に聴いてほしいなぁ、と、強く思うようになった。
ぜひ、可愛がってやってください。
それでは、胸張って家に帰れるように、丁寧に過ごしましょう、ありふれた今日を。